東京ゲームショウ2023_城奥での剣撃

志望職種
モーションデザイナー
学科
ゲーム・CG学科
作品タイトル
城奥での剣撃
作品動画・作品ハイライト画像
作品の概要
作品の設定について
時代設定:江戸幕末
場所:城主が変わったばかりの城奥(城主の部屋前)
標準体型キャラ名:俊光(しゅんこう)
20代前半の男侍。若い城主の古くからの友人。実戦経験はあまりないが、友の窮地に刀をとって城を襲う強敵に立ち向かう。
使用する刀は江戸時代後期に作られた刀である新々刀をモデルとしている。
戦闘スタイルは俊敏さがあり、体全体を使った軽やかな身のこなしで戦う。
大柄体型キャラ名:豪破(ごうは)
30代前半の男剣客。新城主の敵対勢力が雇った武闘派集団のトップ。城の家臣たちが手下と交戦しているスキに、城の奥まで単身乗り込んだ。自身の力にかなりの自信があり、太刀を片腕で振れるほどの筋力を有する。
使用する刀は平安時代後期につくられた太刀をモデルとしている。
戦闘スタイルはその大きな体で相手を圧倒し、重い一振りで薙ぎ払う。

制作意図や工夫した点について
今回、和のアクションファンタジーというテーマから迫力のあるアニメーションを作りたいと思い、刀同士がぶつかり合う剣撃を表現しました。数秒ごとにどのような動きを表現したいかをモーションを付ける前の段階で設定し、それをもとにMayaで制作を行いました。俊光が上の階から飛びながら抜刀し、刀を構える場面については、刀を抜いた後の肩や腕の動きを滑らかに表現できるよう時間をかけました。また、俊光が後方に飛んでから着地する場面では、しゃがみながら着地し後方に滑るようにすることで俊光の戦闘スタイルを表現しています。そして、AfterEffectsのSaberプラグインを使って刀を光らせたり、Particleエフェクトで刀同士のぶつかり合いを表現することでファンタジー要素を表現しました。
使用したスキル・実作業時間
使用ツール
Maya(モーション作成、刀や舞台のモデリング)、After Effects(動画作成、エフェクト)、Photoshop(壁のテクスチャ加工)
壁や床のテクスチャはPoly Havenのテクスチャを使用しました。
使用リグはUltimate RigsのUltimate BonyおよびUltimate Beefy

実作業時間
モーション作成、刀や舞台のモデリング:60時間
動画作成、エフェクト作成:17.5時間
壁テクスチャ加工:3時間
メッセージ
将来はゲーム業界のモーションデザイナーとして仕事をしたいと思っています。特にアクションシーンや戦闘シーンでのかっこいい、迫力のあるモーションでキャラクターの個性を表現したり、キャラクターの魅力をさらに引き出したりしていきたいと考えています。

公開年月日
2023年9月15日

TGS2023 by NDG
52件