千里の道も一歩から

こんにちは、NGOあおいに所属する、2年小川彩華です。PJ班の班長をしており、カウンターパートとなったFSCという団体との連絡をしています。

カンボジア現地の団体と協力し、プロジェクトを行うことが決まりましたが、ここまでの道のりは長かったなぁと感じます。ここまでどれほどの方が関わってきたのか、どれほど困難があったかを想像すると、本当にあおいのみんなはよく頑張ったているなと思います。プロジェクト開始まで進めてくれた先輩方や先生への感謝、ここまで進めてきて感じたことを書きたいと思います。

私はあおいの17期になりますが、17年前の先輩があおいを設立して下さいました。それから17年間もの間、代々先輩方があおいの活動に本気で取り組み、あおいの歴史を築いてくださいました。今までの先輩方の活動、経験が今のあおいの活動の支えとなり、今回のプロジェクトにも必要不可欠なものとなっています。直接的には今回のプロジェクトに関わってはいないかもしれませんが、こうしてプロジェクトを始めることができるのも、歴代の先輩方のおかげなので、感謝したいです。

より密に関わった15代、16代の先輩方は、何の分野の問題に取り組むのか、という何も決まっていない状態からここまで進めて下さいました。プロジェクトを実際に進めることも困難ですが、ここまで進め、土台を固めることはもっと大変なのではないかと思います。プロジェクトの根幹となる部分を作ってくださったのは、今の15代、16代の先輩方だと感じています。本当にありがとうございます。

先輩方がどれほど努力してきたのかは間近で見てきました。先輩方のここまでの取り組みを無駄にしないよう、これからのプロジェクトを全力で進めていきたいと思います。また、私たちの代から後輩たちの代へも引き継ぎをしっかりとしたいと思います。

プロジェクトを開始するというところまで、本当に長い道のりだったと思います。私が一年生だった頃は、カンボジアでどんな問題があるのだろうか、というところから調べていた記憶があります。正直、真面目で難しく、定例会を退屈に感じてしまうこともありました。しかし遠い先の目的であっても、少しずつでも進めていけば、必ず目的達成に近づくと実感しました。まさに、千里の道も一歩から、だと思います。

私達が取り組む、FSCとのプロジェクトは、カンボジアでは本当に小さな取り組みかもしれません。しかし、それはあおいの理念達成への一歩だと思います。一歩一歩はかなり小さいと思いますが、力強く歩んでいきたいと思います。


小川彩華