気づけば11月も中旬だ。もうすぐ1年が終わろうとしている。2020年はあなたにとって、どんな1年だっただろうか。
今日は人を頼るという難しさについて少し。
昔はよく言われた、「あいなは甘え上手だね」と。年上に囲まれて育ったわたしは誰かに甘えるのが得意だったらしい。しかしいつからだろうか、人を頼ることを難しく感じるようになったのは。
人を頼ること、それは自分の弱さを見せるということ。「できない」という不完全な自分を享受し、晒すこと。これには少し勇気が要る。完全な自分でいようと取り繕うのが人間だから。
いつからか完璧主義志向になっていた。絶対に隙は見せない、だから人にも相談できない。弱さを見せることは自分の恥、みっともない。
この1年がどんな1年だったかと聞かれたら、どんな自分も受け入れるようになった1年だと言う。完璧主義、何でもできる系の代表から、弱さ見せまくりのダメダメな代表へ転身。この善し悪しはわたしが決める。
自分のありのままを、自分の腹から捻り出した言葉で伝えること。誰かの言葉ではない。自問自答を繰り返した「本当の自分」を、自分だけの言葉で伝えること。いつも一緒にいるあおいのみんなの受け皿が大きかったから。どんな時もみんなが待っていてくれたから。
弱さを見せるのって少し勇気が要りますよね、
でも弱さで人は繋がれるんじゃないかと思うんです。
でも弱さを人と繋がるための道具にしていいのかとも思うんです。
難しいですね、人を頼るということは。