フランスのコーヒー事情

 皆さんこんにちは。
 Vent arrière月曜担当の白川です。

 今日はフランスのコーヒー事情について少し書いていこうと思います。

 というのも、日本でコーヒーというとブレンドコーヒーやアメリカンといったものが一般的だと思います。しかし、フランスのレストランやカフェでコーヒーを注文すると、小さなマグカップに注がれた濃いエスプレッソがクッキーなどと一緒に出てきます。ですので、苦いのがあまり得意ではない方はcafé au lait(カフェ・オ・レ)やcafé au chocolat(カフェ・オ・ショコラ)などを注文することをおすすめします。
 食後のおなかいっぱいの胃を苦いエスプレッソがすっきりさせてくれるので私は好きでよく飲んでいました。

 そんな中、私はあるコーヒーの飲み方がとても気に入りました。それが「café noisette(カフェ・ノワゼット)」です。ノワゼットはヘーゼルナッツのことなんですが、別にヘーゼルナッツが入っているわけではありません。エスプレッソに少し牛乳が入っていて、混ぜたときの色が似ていることからその名が付いたそうです。フランスにも日本と同じようなカップで出てくる自動販売機があるのですが、私は通っていた語学学校の自動販売機でカフェ・ノワゼットを知りました。その自動販売機で売られていたものはとても甘く、授業で疲れた身体には最適で、休み時間には真っ先に買いに行っていました。

 日本では見かけたことがない飲み方ですが、とても印象的だったので紹介しました。フランスと言えばワインというイメージが強いと思いますが、コーヒーも一つの文化として有名です。私もカフェのテラスでエスプレッソ片手に本でも読みたかったものです(笑)

それではまた来週✋

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