1月19日授業の振り返り「メンタルヘルス」

第11回メンタルヘルス論
ー授業内容の概略ー
人間の心はイド(快楽)とスーパーエゴ(道徳)という相反する要素の引っ張り合いによる葛藤とそれらを制御するエゴ(理性)によってできている。前回の授業の終わりに学生の書いたリアクションペーパーには「信頼できる大人が欲しいのかもしれない」との記述があり、また表現は異なるが同内容と読み取ることのできる記述も多く見られた。青年期における様々な葛藤を抱えていてもそれを周囲に話すことのできなかった、または話すことを躊躇った経験のある学生が非常に多いことが分かった。
進路指導や就職支援の仕事を行っていると自分を問い詰めることで自らを追い込み全肯定または全否定という精神状態に陥っている人によく出会う。全肯定とは自分の意見はすべて正しい!とし、他者の意見を否定するような人を指す。全否定とは自分はダメだ何もできないと自己否定を繰り返すような人を指す。前者は他者に対して否定的発言を繰り返すため対象を自殺に追い込むこともある。
ー授業の振り返りー
今回の授業内容は自分の経験に当てはまるもので理解しやすかった。自分が引きこもっていた時にも自分を問い詰めることで自己否定に陥り内面へと閉じ籠っていく、周囲に自分の悩みを話すことができず一人思い悩み続ける経験をしたがそれなりに辛いものだった。
「自分とはなにか」という青年期にありがちの悩みがあるが、それは考えてもしょうがない。自分という存在は人との関わりによって定義される。内面をいくらほじくりかえしても何もでてきはしない。来週からオンラインになるためこれが先生の対面授業最後のメッセージだった。とても長い時間悩んだが結局これが正解なんだろうと思う。


【リアペ提出】試験運用
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