腹を割って話せる事

日常の気づき

1月18日

新年を迎えて最初のゼミが今日あった。
先生とりーさんと自分の3人でたくさん話をし、
その中でそれぞれが経験してきた人間関係の話が生まれて感じることがあった。
自分自身では体験することのなかった事をりーさんや先生は話してくれていたが正直僕自身なにも喋れなくなる場面もいくつかあった。
家庭や友人との関係の中で当たり前だと思っていた事に対して、違う環境にいた二人の話は深く何か心に来るものがあった。
ただ、りーさんも心にずっと引っかかっているものをしゃべってくれてどこか姿勢や表情も明るなっていて少し雰囲気が変わったと感じる事ができたし、
正直今までのゼミのりーさんを見てて明るく振る舞ってはいるもののどこか「暗いな」とか「辛いんだな」って感じる場面を多く見てきたので、今日初めてどこかスッキリしたりーさんを見る事ができたと思う。
​自分自身もそうだ。
先生にめちゃくちゃプライベートな相談をして笑って話せる日が来るなんて一年前は考えられない事だと思う。
些細なことでも腹を割って話せる環境はその後の生活にも余裕をもたらしてくれると思うし、「同情」ではなくただ、「寄り添って」くれたのは今までの自分の人生に変化を起こした一番の理由になると思う。

今まで僕自身、同情されて優しくされる事が人に一番愛されていると感じてきたがそうじゃない。
​正確に言えば同情されている事に気づいていなかっただけだが、何か吐き出せない環境にいる人に対して必要なのは聞いてあげる事だと強く思った。

​臭い事言ってんなってあとで思うかもしれないけど、実際自分にに本当に辛かった時に必要だった事は相談して寄り添ってもらう事だったからだ。
普通、自分の無能さや不器用さに不安を抱いて実は自分は人より劣った人間じゃないのかなんて悩みを吐き出すなんてことは今まで環境じゃ一切存在しなかったと思う。
​家族に対しては本当に仲の良い関係でやってきたと思うが、だからこそ打ち明けられない悩みであったと思うし、
​悩んでしんどくなってやっと吐き出せたのは本当に仲の良い親友たちとゼミだけだった。

​今考えれば、日頃から自分の事をちゃんと考えてくれる人間に対して譲歩せずにぶつかってれば悩みも簡単に解決できたかもしれない。
だからこそお互いを考えあえる人達を大事にしたいと改めて感じた。


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