仕事選びをする際、重要視されているもののひとつに福利厚生があります。
福利厚生は、従業員の心と身体の健康を維持する重要な役割を担っていると言えます。
従業員の健康への投資、つまり福利厚生を充実させることは、生産性向上や組織活性化につながります。
従業員が意欲的に働くためには、やりがい、仕事に見合った対価、そしてワークライフバランスの欲求が満たされることが重要となります。
福利厚生は、仕事の合間の息抜き、また質の良い睡眠や食事も含めた、プライベート充実への鍵ではないでしょうか。
今回は関東ITソフトウェア健康保険組合に属する従業員が利用できるレストラン、アル・ファーロの「料理講習会 第1回」についてご紹介します!
◆アル・ファーロ「料理講習会」とは
関東ITソフトウェア健康保険組合のレストラン、アル・ファーロで定期的に開催される特別企画のひとつです。
アル・ファーロの特別企画には、料理講習会やワイン講習会のほか、季節やイベント限定の特別料理やコース料理などがあります。
アル・ファーロの料理講習会は、年に10回(前期5回、後期5回)ほど開催されていますが、申込開始日当日には定員となってしまう大人気企画です。
2019年度前期の料理講習会については、こちらの記事をご覧ください。
第1回 2月10日(日) | 鮮魚の調理の基本と応用 |
第2回 3月10日(日) | 魚介の調理の基本と応用 |
第3回 4月14日(日) | 野菜の調理の基本と応用 |
第4回 5月12日(日) | 肉類の調理の基本と応用① |
第5回 6月9日(日) | 肉類の調理の基本と応用② |
意外と知らないIT健保の活用術!〜料理講習会 第1回 体験レポート〜
意外と知らないIT健保の活用術!〜料理講習会 第2回 体験レポート〜
意外と知らないIT健保の活用術!〜料理講習会 第3回 体験レポート〜
意外と知らないIT健保の活用術!〜料理講習会 第4回 体験レポート〜
意外と知らないIT健保の活用術!〜料理講習会 第5回 体験レポート〜
※各回定員40名
また、アル・ファーロの料理講習会、ワイン講習会ともに大人気企画なのですが、ワイン講習会は申込開始から1時間電話をかけ続けた結果、キャンセル待ちとなっていました。
関東ITソフトウェア健康保険組合のレストランであり、コールセンターのように電話がたくさんあるわけではないので、電話がつながるかは運次第です。
諦めずに電話をかけ続けましょう!
料理講習会では、アル・ファーロ料理長の酒井さんとアシスタントの太田さんによるデモンストレーションを、テーマ料理のオリジナルレシピとともに拝見することができます。
講習するお料理は、比較的ご自宅でも作りやすいものを各回2品セレクトしてくださいます。
※講習会ですので、エプロンなどの持ち物は不要です。
アル・ファーロ料理長の酒井さんからの細かいこだわりポイントやアレンジを教えていただけるので、料理の腕が上がること間違いなしです。
デモンストレーション後には、講習した2品のお料理のほかにパン、コーヒー、デザートを付けていただき、コース仕立てで召し上がることができます。
◆アル・ファーロ「料理講習会」の流れ
~12:00 | 受付 |
12:00~12:50 | 講習① 真鯛のラグーソースのパスタ サフラン風味 |
12:50~13:00 | 休憩 |
13:00~13:30 | 講習② 黒ムツのポテト焼き |
13:30~13:40 | 休憩 |
13:40~15:00 | 実食タイム |
◇料理講習会 第1回 2019年2月10日(日) 『鮮魚の調理の基本と応用』
講習① 真鯛のラグーソースのパスタ サフラン風味 | ・ アサリのブイヨン ・ ガーリックオイル ・ 真鯛のラグーソース ・ パスタ調理の基本 |
講習② 黒ムツのポテト焼き | ・ ジャガイモの下準備 ・ 鮮魚の処理、黒ムツの下準備 ・ 焼く際の注意点 ・ 菜の花の付け合わせ、盛り付け |
①真鯛のラグーソースのパスタ サフラン風味
ラグーとは細かく切った食材を煮込んだお料理の総称で、お肉の煮込みによく使われています。
最近では、お肉のみならず魚介類や野菜などでもラグーとして作られるようになり、幅広く使われている料理名でもあります。
◇アサリのブイヨン
まず始めに、真鯛のラグーソースのパスタ サフラン風味に使用するアサリのブイヨンを教えていただきます。
アサリのブイヨンは、アサリと香味野菜の旨味を活かしただし汁です。
油分を一切使用しないので、かつおだしのようなあっさりとしたクリアな旨味で、さまざまなお料理にも使えます。
アサリのブイヨンがあれば、ご自宅でのお料理の幅が広がること間違いなしです
◇ガーリックオイル
続いて、真鯛のラグーソースのパスタ サフラン風味と菜の花の付け合わせに使用するガーリックオイルです。
今回の料理講習会では、ガーリックオイルのみをお料理に使用しますが、ガーリックチップの作り方も教えていただきます。
ゆっくりと時間をかけて香りを出したガーリックオイルは、とてもマイルドな味わいです。
ニンニクの強烈な香りを必要としないお料理や、そのまま仕上げに使うこともできます。
こしたニンニクは、サクサクのガーリックチップとして、さまざまなお料理やトッピングなどに利用できます。
※アルファーロ料理長 酒井さんより
ニンニクの芯を残して、上下を切って30分ほどお水につけておくと芯の部分のみがお水を吸って伸びてくるので、綺麗に芯を取り除くことができます。
※アルファーロ料理長 酒井さんより
均一な厚さでないと焦げ目にばらつきがでたり、ガーリックチップの仕上がりに差が生まれてしまうため、包丁ではなく、スライサーの使用をおすすめします。
※アルファーロ料理長 酒井さんより
今回は手で真っ二つに切って、種を取り除きましたが、赤唐辛子の異常な辛さが得意な方は、種を取り除かずに細かく切るのがおすすめです。
※アルファーロ料理長 酒井さんより
薄いきつね色になった時がベストです。
余熱でどんどん焦げてしまうため、油もしっかり切りましょう。
ガーリックオイルは、常温の冷暗所で2~3週間保存ができます。
ガーリックチップは、乾燥剤を入れたタッパーなどで保存をしましょう。
◇真鯛のラグーソース
アサリのブイヨン、ガーリックオイルができたところで、真鯛のラグーソースを教えていただきます。
真鯛のさっぱりとした旨味をアサリのブイヨンとサフランの香りでまとめあげ、パスタ料理を仕上げていきます。
※アルファーロ料理長 酒井さんより
今回のパスタは、リングイネ ピッコロです。
エシャロットと名前が似ているエシャレットは、らっきょうのことで、エシャロットとは別物なので、ご注意ください。(お味噌をつけて美味しくいただくもの)
イタリアンパセリは、軸まで美味しくいただけるので、あれば軸まですべて使いましょう。
アル・ファーロで使用しているサフランは、25gで1万円ほどする高価なものですが、スーパーなどで安く購入できます。
ワインは、スーパーで500円程度で購入できるのもので問題ありません。
◇パスタ調理の基本
- ソースの下ごしらえは、パスタを茹で始める前に行う。
- パスタを茹で始める時間は、ソースが出来上がる時間から逆算する。
- パスタは、たっぷりのお湯とお塩で茹でる。
- ソースによってパスタの茹であがり時間を変える。
※アルファーロ料理長 酒井さんより
目安として・・・
パスタ100gに対して、お湯は1L。
お湯1Lに対して、お塩は5~10g。
今回のようにソースに味がしっかりある場合、お塩は少量。(薄いお吸いもの程度の味、塩加減)
ペペロンチーノのようなパスタの場合、お塩は多めに入れましょう。
今回は、パスタとソースを和える時間を考慮して、5分茹で目安のパスタを1分早くあげます。
②黒ムツのポテト焼き
◇ジャガイモの下準備
◇鮮魚の処理、黒ムツの下準備
※アルファーロ料理長 酒井さんより
魚の皮は油が多く、一緒に焼いてしまうとジャガイモとのくっつきが悪いため、皮がついている場合は取りましょう。
魚の皮に包丁をあて、包丁を動かすのではなく皮を動かすと綺麗に剥ぎ取ることができます。
皮を取る時のポイントは、包丁を固定することです。
簡単ですので、ご自宅でも試してみてください。
お塩をかけすぎると魚から出る水分が多くなり、ジャガイモからはがれてしまうので、かけすぎには注意する。
◇焼く際の注意点
◇菜の花の付け合わせ、盛り付け
◆実食タイム
1時間半の料理講習会を終えた後は、お楽しみの実食タイムです。
◇前菜
トマトの甘みとドレッシングの酸味との相性がとても良いです。
シンプルですが、とても美味しいサラダです。
◇パン
アル・ファーロでお食事されたことのある方は、ご存知だと思いますが、パンはおかわりができます。
今回は料理講習会がメインとなり、通常のコース料理よりもお食事の量が若干少なく感じる方もいらっしゃいますので、ここは恥ずかしがらずにパンのおかわりをしましょう。
◇真鯛のラグーソースのパスタ サフラン風味
真鯛のさっぱりとした旨味に、アサリのブイヨンの旨味、サフランの香りが加わった贅沢なパスタです。
魚介のだしがしっかりと効いていて、とても美味しいです。
◇黒ムツのポテト焼き
ジャガイモはカリッと香ばしく、黒ムツはふわっと口の中でほろほろと崩れます。
酸味のあるサワークリームが良いアクセントになっていて、とても美味しいです。
◇ジャンドウイアのテリーヌ
口当たりが滑らかで、とても濃厚なデザートです。
※アルファーロ料理長 酒井さんより
ジャンドウイアとは、ミルクチョコレートの1種です。
◆アル・ファーロ「料理講習会」おすすめワイン
各回、料理講習会のお料理に合うワインを、アル・ファーロのソムリエの方がセレクトしてくださいます。
※お値段は、500円~600円とお手軽です!!
<スパークリングワイン>
- プロセッコ ディ ヴァルドビッアーデネ エキストラ ドライ 〈辛口〉
よく熟した柑橘フルーツの香り。ほのかに甘みを感じるスムーズな飲み口。
<白ワイン>
- カヴィ ディ コムーネ ディ ガヴィ
グレープフルーツの柑橘の香り。キレのある酸味と余韻の苦みが心地よい。
- ピースポーター ゴルドトレプヒェン リースリング カビネット
白い花々と優雅な果実の香り。キレのある酸味に上質な甘みが調和。
- サン ヴェラン
スモーク香とトロピカルフルーツの香り。優しい酸味とうま味のある味わいが調和する。
<赤ワイン>
- エトナ ロッソ
赤系ベリーの華やかな香り。洗練された酸味と優しい苦みがエレガントなワイン。
◆最後に
関東ITソフトウェア健康保険組合のレストラン「アル・ファーロ」で開催される料理講習会の参加をご希望される方は、お電話でのお申込みが必要です。
今回の料理講習会ではご友人やご夫婦、2名~4名で参加されていました。
※お席の都合上、1グループ最大6名様までとなります。
ご興味のある方は、次回の料理講習会をお申込みされてみてはいかがでしょうか?
※各回定員40名
※2019年前期開催予定の料理講習会は、既にキャンセル待ちとなっています。
◆アル・ファーロ「料理講習会」の料金
被保険者 被扶養者 | 2,160円 |
その他の方 | 3,240円 |
※特別企画のため、キャンセルは2日前の金曜日21:00までに連絡する必要があります。
※前日・当日のキャンセルの場合は、キャンセル料として全額を支払う必要がありますので、ご注意ください。
◆アル・ファーロのアクセス
電車 | 新宿都営線「曙橋駅」下車、 徒歩で約5分 都営大江戸線「牛込柳町駅」下車、 徒歩で約5分 地下鉄丸ノ内線「四谷三丁目駅」下車、 徒歩で約15分 |
※周辺に駐車場もありますが、電車を利用されることをおすすめします。
※株式会社クインテットからは、徒歩で約15分です。
◇IT健保の活用術一覧◇
今回は関東ITソフトウェア健康保険組合のレストラン、アル・ファーロの「料理講習会第1回」についてご紹介しました。
関東ITソフトウェア健康保険組合にご加入の方で、ご興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
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