小さな自分との付き合い方

リモートワークに移行してそろそろ1ヶ月が経とうとしています。
デザイナーという職種と理解のある経営陣に恵まれ、リモートワークという就業形態を取れている現状には感謝の気持しかありません。
まずは、弊社クインテットの皆様に御礼申し上げます。

この記事は弊社で最近流行っているリモートワークの所感シリーズです。
お元気ですか、クインテット・デザイン部のトミヤマです。

生活解像度の高まり 

さて、最近ネット上でバズったものに家事に対する解像度の違い、みたいな話がありました。ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

リモートワークに入ってから如実に感じたのが、この家事に関する解像度の高まりです。平たく言えば、家事に気を配れるようになったのでした。

会社通いの頃は月に1回ご飯を炊くかどうかだった自炊率は8割以上に高まり、毎日のメニューを考えるのは楽しみの一つに。基本的に焼く、炒める、煮る、揚げるのひと手間で作れるものばかりなので自慢できるようなレベルではないのですが、楽しんでいます。 

掃除頻度も増えました。仕事の合間などにヨガマットひいてストレッチしていると、今まであんまり目に入らなかったホコリが気になったり。

これは今までの会社通いでは毎日使い果たしていた気力がリモートワークでは余るようになった、という事実が示されています。

気力の容量 

自虐でもなんでもないんですが、私は自分の「気力」の器が小さいと自認しています。
ここで言う「気力」は生産的な行動に必要なエネルギー量を指しており、ゲームをやる方だけにわかりやすい伝え方をすると「最大MP」です。わかる人があんまりいないのを承知で例えるなら、FF4に登場する「テラ」みたいなのが私。精神的にもマッチョなタフガイからは程遠いのでした。

リアルがゲームと違うのは「気力は生産的な行動をしなくても削られる場面がある」ということ。この削られる場面には個人差があって、逆にリモートワークのほうが削られるタイプの方もいらっしゃるでしょう。

私は会社通いのどこで削られていたのか。
間違いなく「内向的」タイプである私に思い当たるのは「通勤電車」「人口密度」この2点が特に大きいと分析しています。

内向的な性格に人に共通する19の特徴

お前、そもそも社会生活向いてないやんけ!って話なんですが、それでも折り合いつけてやれないことはない。それが大人というものですよ(キリッ)、となんとか生きてきたのでした。

憚るようなことを言っているのは百も承知ですが、私はリモートワークになって生活品質が「平日の業務日に限っては」向上した側の人間であると確信しています。 

もちろん弊害もあって人寂しさから猫か小型犬を迎えたくなりましたし、趣味の釣りが恋しいあまり海の近くへの引っ越しを夜な夜な妄想計画するようになりました。後者はコロナに起因するものですけどね! 

すごくどうでもいい情報を付け足すといつ出会いがあってもいいようにペット可マンションに住んでいますが、未だ出会いはありません(笑) 

小さな器を使いこなす 

リモートワークからは少し離れますが、自分の気力容量を意識に置くようにすると業務におけるリソース分配がやりやすくなります。集中するポイントを決めて8時間で力尽きるように配分して終わらせる、ということですね。

「自分がどこで気力を消費しやすいか」を把握するのがはじめのポイントです。
慣れてくると、その日の残量がどれくらいか何となくわかるようになるはずです。
私はこれを意識するようにしてから、大げさ抜きに生きること自体が楽になりました

気力を回復する術については、皆様それぞれお持ちでしょうからここでは触れません。
コロナが早く何とかなることを祈るばかりですね。

元気の前借りにご用心 

そうは言ったものの、集中状態が自分の容量を超えて続いてしまう場面はままあります。ハイになった状態でのオーバーワーク、というやつで規模が大きく責任性の高い業務に関わっているとなりがちです。

厄介なのは、なまじそういう状態に陥るのは高いモチベーションに起因するものだったりするので、気づいても止めにくい点です。知らず知らずのうちに心に余裕がなくなり、プロジェクトが終わる等で緊張の糸が切れるとガクッと反動が来て、通常のパフォーマンスを取り戻すのに時間が必要になり下手をすると「病みます」

あらゆる創作で描写されがちな状況なので、けっこう想像しやすいのではないでしょうか。この描写の定番として「試練を乗り越えて一皮むける」というものがありますが、常に壊れるリスクと隣り合わせであることは承知しておくべきでしょう。

そんな燃え尽き症候群の予防にも、気力容量の管理はいい判断基準となります。
いつも心に、後ろでクールに戦況を分析する魔法使いの目線を。

これからの事

リモートワークへの環境変化により自身のリソース容量と性質について、ちょっとした気づきを得るきっかけがありました。 

世間はコロナによって労働形態、ひいては社会構造の変革をなかば強制的に求められ、自粛ムードの中でストレスの発散もなかなかできず、心に余裕がなくなりつつある方も多いのは間違いないでしょう。 

自分の気力をうまいこと管理しつつ、コミュニケーション相手の気力残量を推測しながら向き合うことで、今までより寛容になれるんじゃないかなと、あらゆる物事に。

わかりやすい伝統的な言葉がありますね、「思いやり」です。まあ綺麗事、なんですけど皆で意識するようになれば少しだけ優しい世界になるんじゃないかなと。 

最後に。

ここまでリモートワークを大きな問題なくやれている部分に、今までの会社通いで培われた「人間関係の貯金」のおかげも当然あると考えています。

そんな中で最近入社された方の、相手の顔もわからない状態でやりとりする不安というものは、なかなか大変なものがあると想像されます。リモートワークに向いた「内向型」の私ではありますが、顔をあわせて仕事をするメリットは重々承知しておりますので、それが訪れた際には何卒、よろしくお願いいたします。

ふろく

上:沖縄にて
下:福岡県の相島にて

旅に出れる日がまた訪れることを祈りつつ。


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牛尾 好宏
2020-04-27

テラwwww
めっちゃわかるー

トミヤマ
2020-04-27

メテオ覚えてるのに使えないんですよねw

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