大好きな美容から離れて気づいたこと

早いもので、2020年も折り返しの月を迎えました。私事ではありますが、今月でクインテットに入社して丸3年になります。

入社後、メディア企画部から社長室(現・カスタマーサポート部)へ異動となり、昨年の7月にはPandoを運営するビジネスプラットフォーム事業部へ異動。たった数年の間に、自身を取り巻く環境は大きく変化しました。

この節目のタイミングで、これまでを振り返り、正直な思いを書き留めておければと思います。

「好き」は行動のきっかけであり原動力

世間ではよく、「好きなことを仕事にしたほうがいい」という人と「好きなことと仕事は分けたほうがいい」という人に分かれますよね。

私は俄然「好きなことを仕事にしたい派」。なぜなら私のビジョンはもちろんのこと、趣味や学びなど、全ては“好き”に起因しているからです。中でも「美容」は私の“好きランク”不動の第1位なので、生活(もはや人生)の大多数が、美容からスタートしています。

美容がきっかけで苦手が好きになった

たとえば、宝塚歌劇団にハマったのも美容がきっかけです。もともと、ミュージカルなどの「お芝居しながら歌う系」のものに全く興味がなく、むしろ「え、歌う必要ある? 台詞でよくない? 全然頭に入ってこないんだけど……?」というタイプなので、歌に加えて踊っちゃう宝塚は苦手分野でした。

そんなとき、たまたまSNSでジェンヌさんのどアップ画像を見たんですね。それはそれは、衝撃的に美しかったんですよ……! 一切の色ムラも毛穴も許さないベースメイク、まぶたに広がる紫陽花を彷彿とさせるグラデーション、正確に凛と引かれた真っ赤なリップ。なんだこれは! 他のジェンヌさんのメイクも知りたい! 生で見たい! よし観劇だ……! と、しているうち、あっという間に沼落ちです。今ではメイク関係なく、宝塚がまるごと大好きになりました。花組最高!!!(宝塚について熱く語りたいところですが、脱線がすぎるのでまた後日。)

ビジョンの原点は化粧品メーカーでの体験にある

私が掲げている「正直者がバカを見ない社会の実現」というビジョンも、大好きな美容に携わりたいとの思いで入社した、化粧品メーカーでの体験が原点です。

ネット上の誤った情報を信じてしまう現状

化粧品メーカーでインストラクターをしていた頃、特約店サロンのお客様を接客することが多くあったのですが、肌悩みをたくさん抱えている人には共通点がありました。

それは「ネット上の情報を鵜呑みにし、間違ったお手入れ方法を続けている」ということ。スマートフォンの普及により、いつでもどこでも情報を知れるようになったと同時に、誰でも手軽に情報を発信できるようになりました。たとえそれが、知識もスキルも経験もない人であってもです。

その結果、自身の肌を理解しないままネットで得た情報を組み合わせたケアを行い、肌荒れしてしまった、というケースが非常に多くみられました。(洗顔は2回行うだとか、クレンジングオイルでメイクを落としながら毎日15分マッサージするだとか。まつげを切ったら伸びる、なんてのもありましたね。)

そもそも、スキンケアやメイクの方法は学校で教えられるわけではないため、自分で情報を仕入れ試行錯誤し判断するしか方法はありません。特に美容への関心が薄いと、正しい情報と間違った情報の区別がつきにくく、誤ったケアを続けてしまうのも仕方ないように思えます。

強引な販売方法に振り回される人も

さらに、他メーカーのサロンから移って来られたお客様の中には、売上至上主義の強引な販売に巻き込まれ、必要のない商品を大量に売りつけられている方もいらっしゃいました。

特に10代、20代の若いお客様は「プロがいうのであれば正しいのだろう」と、素直に信じてしまう。業界において、このような販売はあってはならないことです。

正しい情報をより多くの人に伝えたくて転職、しかし……

このように、間違った情報やお客様ファーストではない販売に振り回される人を減らしたいとの思いで美容メディアに転職。現在のビジョンに至ったわけです。

メディアを選んだのは、限られた人数にしかアプローチができない対面販売よりも、より多くの人に正しい情報を伝え、キレイになりたい人をサポートできると思ったから。実際に、自分たちが書いた記事を毎月数百万人の人々に届けられることで、「美容メディアで情報発信することが私の成し遂げたいことかもしれない!」と思っていました。

一方で、ライターである以上は、PVやUUだけではなく「売上」という貢献が求められます。当時所属していたメディアは、アフィリエイトなどの広告収入がメインだったため、見たことも使ったこともない商品であっても、報酬率が高ければ積極的に掲載しなければなりません。

次第に「私の書いた記事を読んで化粧品を買った人に勧めたかったのは、本当この商品なのか」「私がしていることは売上至上主義の販売と同じなのでは」と疑問を感じるようになりました。

そして、「自分の体験や本当に良いと思えるものを発信できる、やらせのない美容メディアで働きたい」と考え、再度転職を決意したのです。

ビジョン実現のためクインテットへ入社

そんな私が選んだのが、ここクインテット。

口コミ広場を中心とするプラットフォームにおいて、やらせを徹底的に排除し、ユーザーのリアルな口コミだけを掲載し続けるその姿勢と、そのようなサービスを通じて業界全体を健全化する点に、私自身が大切にしている「三方良し」のマインドを感じ、会社のビジョンに共感したうえで入社しました。 

大好きな美容が仕事ではなくなった

そうして約1年弱は、美容ライターとして「やらせなし」「自信を持って良いといえる商品・情報のみ」「自分で検証」の3点にこだわった記事のライティングを行いました。

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しかし、所属していたメディアの子会社化に伴い、社長室へ部署異動することに。当初は、美容医療関連のライティングをする予定でしたが、その当時立ち上がったばかりの一般財団法人 社会人教育振興財団の業務を担当することになり、さらにその1年後、ビジネスプラットフォーム事業部への部署異動が決まりました。 

正直なところ

ここまで読んで、「大好きな美容の正しい情報を伝えて、キレイになりたい人をサポートしたかったんじゃないの? Pandoって美容メディアじゃないよね??」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 えぇ、そのとおりです。私は異動後の2年間、この問いを自分に投げかけなかった日はありません。

私は私のビジョンを実現するために美容メディアを選び、上京までして転職しました。(しかもアラサーで)
にも関わらず、私は今、美容とは全く関わりのない仕事をしている。なぜなのか? そしてその問いに対する明確な答えは、まだ出ていません。

美容から離れて気づいたこと

ただ、美容の仕事から離れて気づいたこともあります。それは「悩みを抱え、乗り越えようとしている人をサポートしたい」ということ。

Pandoの業務を通じて、たくさんの学生さんとお会いしてきましたが、ビジョンや夢に向かって行動する姿を見ていると、「絶対成功させよう! 一緒にやろう!!」という気持ちになるんですね。その感情は、サロンオーナーやお客様と手を取り合い「絶対にキレイになろう!」と奔走したあの頃と、見えないユーザーを思い、少しでもためになる記事を届けたいと筆を走らせた日々に抱いたものと、全く同じです。

私のこれから

だからこそ、今は関わる学生さんや団体さんに寄り添い、「やりきった」と思えるまで共に走り続けようと思っています。美容とは関係のないところで、正直者がバカを見ない社会を実現させることが、ビジネスプラットフォーム事業部に在籍する私の、今のビジョンです。

ただ、美容への思いを忘れたわけではありません。今日も明日も、毎日同じ問いを投げかけ続けます。Pandoを通じ、自分・学生さん・チームのメンバーと向き合うことでその答えが見つかるのではないかと思っています。

最後に

もしクインテットのビジョンに共感しないまま入社していたら、部署異動の時点で退職を選択していたでしょう。異動先での業務がビジョンと直線で繋がっていなくても、どこかで繋がっていると思えたから、私はクインテットで働いています。

皆さんのビジョンは、クインテットのビジョンと繋がっていますか? もし繋がっていたなら、クインテットがあなたのビジョンを実現する場所かもしれません。そんな方々と一緒に働ける日を楽しみにしています。


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