ビジョナリーコンテストを越えて

先月末Pando主催のビジョナリーコンテストへ参加しました。運営として。

ビジョナリーコンテストとは、学生団体や部活動等の団体とメンバー一人ひとりが、ビジョンに向かって強く歩み、夢を実現するためのイベントです。

運営の一人としてはじめに決めたことは、オフラインのように「双方向でのコミュニケーション」ができるイベントにすることでした。これを意識したのは、オンライン開催に辺り、Zoomや機材などを担当したことが大きいです。

オンラインイベントの一番の壁はどうしても一方的な発信になりがちな所です。イベントの設計として、反応や対話を促す設計が必要となります。

コンテストという部分だけを重視するのであれば、淡々とプレゼンテーションが行われ審査されても問題はありません。しかし、それでは一方的に審査されるだけで気が抜けないイベントなるでしょうし、団体の発表から何か気付きを得たりといった余裕も生まれません。他の全く活動内容も目的も異なる団体のプレゼンテーションを聞いても、活動する想いに共感し多くの気付きや、繋がりが生まれるイベントとするには「双方向のコミュニケーション」が必要不可欠でした。

しかも、100人を超える規模のオンラインイベントとなるとハードルが跳ね上がります。なにか参考になるもんはないかと調べても、うまい具合に類似したイベントもありません。もしかして本職のイベンターも難しいからやっていないのではないか、なのにイベント開催経験も未熟な自分たちができるのかと気が遠くなったことを覚えています。

ですが、本当にこの部分をいかに形作るかをチームメンバーと出し合い、一進一退を繰り広げることで次第に形が見えてきました。コミュニケーションをしてもらうために知恵を絞ることで、私達のチームのコミュニケーションが活発化しました。そうなってからは、それぞれの知見やそれだけでは足りない部分は実際のオンラインイベントに参加したりと手を尽くしました。メンバーがビジョナリーコンテストを作り上げるために懸命に動いている姿を見てか、以前にも増して進んで互いを補え合える様になっていました。

ちなみ、私は前職で社内のチームで働く機会が少なく、Pandoに携わるようになってはじめに思ったのはチームワークがすごいです。しかし、その時がまだまだだったと思える程にメンバーが自主的に同じ目標に向かい補い合うチームワークを発揮できるようになっています。不得意を補い、更に得意になるようサポートして挑戦も促せる信頼関係をより深めていきたいです。

そして、プレゼン以外のプログラムとして各種交流会を設計。Zoomのブレイクアウトルームを利用することで、100人以上の方々も希望に沿って任意のグループを作成でき「双方向」のコミュニケーションの場を実現しました。他にも司会が一方的なアナウンスにならいないよう掛け合いを挟んだりとイベント全体を通してコミュニケーションを取りやすい場作りを心がけました。

特に共同開催でご協力いただいRealiseの皆さんに学生としての忌憚のない意見もいただくことで、プログラムがブラッシュアップされました。前日のリハーサルでも最後までよりよくしようと、本当に最後の最後まで取り組まれていた姿が印象深いです。

本番当日、これだけ準備に精根尽き果てるほど時間と労力を費やしてきましたが運営では予期せぬ事態の連続でした。最初はどうしようかと慌てふためいていましたが、他のメンバーが落ち着いてバックアップを行う姿を見て自分も平静を取り戻しました。そこからは深く自分の役割に集中して進行でき、特に心配していたブレイクアウトルームも全体としてはうまく機能し交流会をつつがなく開催できました。

それでも最終的にイベント時間が大幅に延長してしまったりと本当に自分を責めたくなるようなミスがありました。そんなこともありコンテストが終了した時はプレゼンを終えられやりきった表情、やる気にみなぎった表情の学生の方々を見て開催してよかったと思う気持ちと同じだけ申し訳無さでいっぱいでした。

しかし、アンケートの結果を拝見させていただき、開催してよかったのだと改めて確信をしました。ビジョナリーコンテストを通じて学生の方それぞれが自分の目標を見つめ直せたり、更にそこから行動を始められ個人、組織としても変化を感じられていることがわかりました。コンテストを通じて学生の皆さんと共に目標に向かい行動を積み重ねられていたことは本当に貴重な体験です。

ビジョナリーコンテストという大きなプロジェクトは一旦終了しました。これですべてリセットとならないようこの期間に行ってきたスキルやチームワークであったりを意識して継続し習慣化します。今回の努力があの時は良かったなとならないよう、自分の中で成長の積み重ねとなるよう次につなげていければ私の人生ももっと面白くなると確信しています。

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