諦めないと決めている自分がいる

勇気は逆境における光である

中学3年生の春、住み慣れた名古屋から九州に引っ越しする時に、クラスの友達、部活動のメンバーが餞別の品や色紙をくれた。「向こうに行っても頑張れ」「離れてもずっと友達でいよう」どの言葉もとても嬉しかった。同時に、友人と離れるのが悲しくて耐えられなかった。それを察したのか、友人の一人が、手紙を手渡してくれた。その手紙で贈られた言葉が「勇気は逆境における光である」だった。

当時の私は、この言葉の意味が分からなかった。そもそも逆境という言葉を初めて知った。意味を理解しようと辞書を引いたけど、漠としてイメージが掴めない。だけど、友人が最後に私に伝えたいと思ったのだから、よほど大切な言葉なのだろうと思い、理解できなくても覚えておこうと思った。何度も口ずさみ、暗記した。そして、新しい土地で生活をするなかで、友人のことを思い出すたび、この言葉も一緒に胸に浮かんだ。高校時代、大学時代を通じて、いくつかの挫折を味わった。そんな経験を経て、この言葉の本当の意味を知った。

逆境はできれば避けたい。挫折はしたくない。失敗するのが怖い。
今の私にも、そんな気持ちはある。限界に近い・・・。これ以上は無理かもしれない・・・。この先は正解なのだろうか・・・。掲げるものが高ければ高いほど、それに比例して壁は数が多くなり、高さも高くなるように思う。だけど、どれだけ追い込まれても、1つだけ明確なことがある。

「諦めない」

諦めろと言われても、諦めきれない自分がいる。それは、心の中にどっしりと鎮座している。だから、「限界に近い」という気持ちが顔を出すと、そういう気持ちが出ること自体、まだ本気ではない。「無理かもしれない」と思うこと自体、まだまだ本物から遠い。そんな叱咤の声が聞こえる。諦められないのだから、思い悩むこと自体が無駄。悩むのではなく、突破する方法を考え抜く。雑念にかまけている暇はない。意見があっても遠慮して議論を恐れているなら、そもそも志す価値もない。

新しいことをしようとしている。新しいスタンダードを作ろうとしている。新しい生き方を伝えようとしている。意義は、私の使命になっている。逆境や課題、問題の壁が私を試そうとしている。自分が一番自分に期待している。自分を信じているし、同志を信じている。勇気をもって、前へ前へそして前へ進む。

れな
2020.11.30

お疲れ様です。

わたくしのお友達が「諦めたらそこで試合終了」と
よく仰っておりました。

チームメイトがいらっしゃって頂けているからこそ
今の自分が有ると改めて感じました。

児島さんの記事を拝読させて頂きましたが
私は、弱音を吐いても何も変わらないと感じました。

今後ともどうぞ、宜しくお願い致します!

児島 誉人
2020.11.30

お疲れ様です。れなさんの云う通りだと思います。チームメートや同志の存在は大きいですね。私もいつもれなさんの行動(貢献)に刺激を受けています。いつもありがとうございます!

関連記事