大相撲ではじめるデータ分析 〜 大相撲観戦編

大相撲 データ分析

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はじめての大相撲観戦


私は恥ずかしながら、国技とまで言われている大相撲をこれまでの人生で一度も生で観戦したことがなかった。


会社の後輩であり、相撲ファンである内藤くんに以前から誘われていたので、良い機会だと思いチケットの手配をお願いし、観戦に行ってみることに。


大相撲は最近とても人気で、チケットが中々手に入りづらいと聞いていたが、内藤くんに言わせるとまさしくその通りだそうで、今回手に入ったのもとても運がよかったとのこと。



元力士のお仕事


初観戦に訪れたのは両国国技館で行われた九月場所2日目


なんの予備知識もなしに会場に出向いたが、チケットのもぎり係が元力士の方々だということにまず驚いた。


国技館内にも大勢の元力士と思われる方が裏方として働いていた。


現役を引退しても、相撲協会に意向に沿って大人しくしておけば何かしら働き口が与えられるのかな、などと野暮な想像が膨らむ。


熱心なファン


会場に向かう途中、国技館前に綺麗に整列した人だかりが出来ており、素人の私にはなんの為に並んでいるのか分からなかった。


人だかりにいた一番優しそうなおじいさんに、「みなさん何をやっているのですか?」と聞いてみると、自分がガラケーで撮影した力士の写真を我々に見せながら、「この場所は車で会場に入ってくる力士たちを撮影できる絶好の場所なのだ。毎日来ている。あと数分でXXX(聞いても分からず)がくるはずだ」と熱心に教えてくれた。


見せてくれたガラケーの写真は驚くほどボヤけていて何が何だか分からなかったが、我々のような一見さんではなく、こういった熱心なファンが大相撲の人気と歴史を支えていることは明らかだ。


人気の力士



国技館の敷地内に入場してからも、人だかりを発見したので近づいてみた。


ここは車で会場まで来た力士が、車を降り、館内入り口まで歩いて進んでいく脇道のようだ。


老若男女を問わず、様々な人が歩いてくる力士に向かって必死に手を振り、名前や激励の言葉を叫んでいる。


想像以上の熱気を感じ、これから本物の大相撲を観戦するんだと思うと高揚感が高まる。




名物の焼き鳥


大相撲のことや両国国技館について、事前に調べてはいなかったものの、国技館では焼き鳥が売られていて、それがとても人気の名物だということは事前にテレビか何かの影響で知っていた。


当然、列に並んで名物の焼き鳥を購入したが、他のお弁当などは結構売り切れているものが多かった。この時、15時頃だったので、もっと早く来ると買えたのかもしれない。




会場に入って感じた熱気



まず、会場に入り、なんとも言えない熱気を感じた。


ザワザワしているが、なんだか元気になりそうな不思議で異様な雰囲気だ。


屋内プールに少し似たような良い意味での閉塞感の中、力士のぶつかり合う生音は相当な迫力であり、テレビ中継で見るそれとは大きく異なる。


相撲好きの内藤くんに聞いたところ、午前中から会場に入ってもよいという話。


午前中はまだ番付の低い力士の取り組みから始まるが、それはそれで面白みがあり、未来の横綱を見ようと早めに会場入りするファンも多いとのこと。


私が会場に入った頃はまだまばらだった席も、気づくとほとんど埋まってきている。


客層もやはり高齢の方が多く感じられるが、それでも現役世代も、中には子連れの姿も。


そして予想に反して多かったのが外国人の姿だ。


半袖半パンの欧米人、ターバンを巻いたインド人、スカーフを巻いたイスラムの女性。また自身も力士のように恰幅が良くとても強そうなモンゴル人ファミリーの姿もある。


そんな彼らが目を輝かせて会場をうろうろしている姿を見ると、大相撲って日本が世界に誇る国技なんだな、自分も遅ればせながら見に来られてよかったなと思った。



升席



初の大相撲観戦のために内藤くんが選んでくれたのは枡席。


両国国技館には色々なタイプの座席があり、今回は1階の「枡席B」という区画の座席で、料金は約4万円ちょっと。


ちょっと狭くなるが4名で枡席を利用しても良いし(1人あたり約1万円)、豪華に1〜2名で利用してもよい。


席の隣同士はほぼ繋がっていて、簡易な鉄の棒で仕切られているだけ。席までの道も横歩きしなくては通れないほどにとっても細いけれど、それが逆に風情があって良い感じだ。



満員御礼




ふと見上げれば満員御礼の幕が下がっていた。


両国国技館の定員は、公式HPによると11,098人とのこと。その席を満員にするということは素晴らしいことである。


取り組みの結果に一喜一憂する観衆の声援、熱気、なんとも言えない興奮が渦巻く唯一無二の空間であった。



稀勢の里厨の内藤くん




今回の観戦ツアーの主催者で、クインテットのカリスマ的存在である内藤くんは稀勢の里ファンだそうだ。


長らく怪我による欠場が続き、復帰場所となった今回の秋場所では、横綱として何としても結果が求められる稀勢の里。


この日は貴乃花部屋の貴景勝との一番。


貴景勝に押し出される寸前でなんとか切り返して劇的な勝利。会場はこの日一番の大歓声。


内藤くんも奇声を上げ、興奮し、喜んでいる。


カリスマ性を持ちながらも、なかなか手応えがなく、そろそろ結果が欲しい自分自身を、崖っぷちの横綱、稀勢の里に重ねていたのかもしれない。



オレンジジュース厨の島崎くん




北海道の大自然が育てたクインテット若手エンジニアのホープ、島崎くんは私と同じく今回が大相撲初観戦。


この日もいつもと変わらず、薄さ0.5ミリくらいしかない極薄のTシャツ姿でやってきた。


知的好奇心旺盛な島崎くんは、大相撲を見ながら気になったことを矢継ぎ早に内藤くんに質問し、内藤くんは何故かお爺さんのような表情と口調で、それらの質問に的確に答えていく。


クインテットの次世代の異才の共演を誇らしく見守る私。


枡席を埋めるために無理やり招集された感もあった島崎くんだが、大好きなオレンジジュースを飲みながら自身初となる大相撲観戦を結構楽しんでいたに違いない。



ラジオ中継


ふと横を見ると、私でも知っている舞の海がいるではないか。


ラジオ中継はこんなに観客と近い場所でおこなわれているんだな。舞の海はとても若々しく、元気そうで、思っていたよりも小柄だった。


そして何より、すごく楽しそうに解説の仕事をしており素敵だった。


必死に見つめるその先に

初めて大相撲を観戦してわかったことのひとつは、結構有名人が観戦に来ているということ。


我々の枡席の反対側の土俵際最前列には高須クリニックの院長、その斜め上くらいにはオリンピックおじさん。その他、見たことはないが明らかに一般人ではないオーラを放つ観客がちらほら。


ケニアで動物を見るために購入したハイスペックな双眼鏡を駆使し、土俵上ではなく観客席を貪欲に物色する私。


あ、オール巨人師匠を発見!


これまで誰にも打ち明けていなかったが、関西出身である私は子供のころからオール巨人師匠のファンだったのだ。


嬉しいな。


1時間後、改めてよく見たらオール巨人師匠によく似た一般人だった。


島崎君がしきりに唱えていた「隣にオール阪神師匠がいないからオール巨人師匠ではない」という説が結果としては正しい形に。




貴乃花親方



力士たちの熱戦が続く中盤戦、我々の席のちょうど向かい側の土俵側に貴乃花親方が審判として登場した。


大相撲に詳しくない私でさえ、ひと目見たらすぐ分かる貴乃花親方の姿。やはり凛としていてオーラは別格である。


貴乃花親方はこの日の2週間ほど前に体調を崩して倒れたとのことで、姿を見られないのではと思っていたが、ひと目見ることが出来て嬉しく思ったのは私だけではないはず。


このとき貴乃花親方は何を考え、何に迷っていたのか。我々には分からない。




締めくくりはちゃんこ

人生初の大相撲観戦の締めはベタにちゃんこ鍋で。


お店選びのセンスに賛否両論のある内藤くんが予約を入れておいてくれたのは、元力士が経営しているちゃんこ鍋やさん。


両国駅近辺にこんなにたくさんのちゃんこ鍋やさんがあったことも初めて知った。


突如降り出した大雨に打たれ冷えた体を、鰯のつみれ団子が特徴的なちゃんこ鍋で温めながら、相撲談義に花を咲かせる。



次回はデータ分析します


次回の記事(10月投稿予定)では、今回記憶に深く残った大相撲のデータを利用してのデータ分析および、その過程でクインテットのエンジニアの仕事内容を紹介できればと思う。






酒井 智代(2018-10-10 16:00)

相撲観戦より内藤くんと島崎くんの実況に熱が入ってませんか(笑)

牛尾 好宏(2018-10-01 12:18)

いいですね、大相撲観戦。
私も常々行きたいなと思っていますが機会に恵まれず、なので、もし次回行くことがあればぜひ誘ってください。

桐木 真也(2018-10-01 16:34)

はい! 人生で一度は行っておくべきです! 🍤


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