『時短で仕事と育児を両立する一日スケジュール』と『それを乗り切る5人の味方』をご紹介

早いもので今年も残り1ヵ月くらいですね。
ほんとうに一年て早い・・・。
今年は育休から復帰して1年半ぶりの社会人生活でこの一年は飛び切り早かったです。

この一年を振り返る意味も込めて、
時短勤務で育児と仕事、どうやって一日を乗り切ってきたのかをここでご紹介したいと思います。

我が家は・・・

  • 子ども : 1歳11ヵ月
  • 自宅から徒歩 7 分の認可保育園へ登園中
  • 9時 ~ 16時、休憩 1 時間の 6時間勤務
  • 通勤時間は 50分程度 

とまぁこんな感じ。

● 一日のスケジュール

時間やること
6:30



6:40


6:50

7:10


7:50

9:00
16:00

16:50



17:15

17:45




17:50

18:00

18:40



19:00

19:30

20:30

21:30


23:00
子どもと共に起床
たまに子どもが5時から一人運動会を始めます
その場合は私も起きます(泣)

朝食と洗濯の準備
洗濯は帰宅頃に終わる様セットしておきます

朝食をとりながら保育園への連絡帳を記入

体温を測る、朝食の片付け、オムツ替え、
お着替え、自分の出社準備


保育園送り→通勤(ここは旦那にお任せ)

始業
終業

帰宅
帰宅前にスーパーでさくっとお買い物することも


保育園へお迎え

子どもと一緒に帰宅
徒歩7分の園ですが先生と連絡事項を話したり、
子どもが遊びに夢中で帰らない。等々
気づくと30分くらいかかってます・・・

夕飯の準備開始

子どもと夕飯

夕飯片付け、お風呂掃除
保育園から戻ってきた荷物の整理
翌日の準備(お着替え、オムツ等)

子供とお風呂

子どもと遊ぶ癒しタイム

寝かしつけ

そろーっとお布団を抜け出します
洗濯を干して、乾いた洗濯物を畳む&自由時間


就寝


どうだ、大変だろ。
ほめて。
賞賛して。
という記事では決してありません。

確かに最初の3ヵ月くらいの慣れるまでは殺気立ちながら日々を過ごしてました。
けど、コツがつかみ始めると子どもと接する時間も増えて、今はそれなりにうまく回っています。

コツというよりも私の育児と仕事の両立には、5人の味方がいることで叶っています。外には7人の敵がいると言われている世の中ですが、私には逆に味方がいます。

しかも5人も


● 味方って?


1.ネットスーパー

え、そこ?
と思いましたか?

いやいや、めっちゃ助かりますから。
お迎え時間が迫る中、ゆっくりスーパーへいく時間はありません。
「お迎えの後に子供と一緒に行くのは?」ですって?

思うままに走りまわる息子とスーパー?

お腹を大いに空かせている息子とスーパー??

食品棚に手が届く様になった特技アンパンチの息子とスーパー?


・ ・ ・ 地獄絵図!!!!


そんな時にはスマホでぽちっとネットスーパーです。
ミールキットとかちょっと高いけど優秀なのですごい重宝してます。

もともと器用でない性分なので、こういうところでしっかり手を抜いてます。完璧にやろうと思ったら、速攻で体調崩したので止めました(笑)


2.家族

我が家は旦那さんが飲食勤務のため、帰宅が22時以降。
朝や土日はどっぷり育児に参加してもらってますが、それ以外は私1人の対応です。

けど、特に忙しい平日の朝にいろいろやってくれるので、本当に助かっています。
平日たまにシフトの関係で16時くらいに帰って来てくれる時には、夕飯を作ってくれたりと本当に助かります。

また、実家が自宅から車で5分程度のところにあります。
なので、息子が保育園で熱を出して本当はお迎えに行かなければならないけど、もうどうにもならない時にはお迎えをお願いしています。

息子もおばあちゃんが大好きなのでウキウキで実家に行きます。
こういった家族の協力は本当に助かっています。


3.保育園

我が家は今年の4月から近所の認可保育園にお世話になっています。
『行きたくない』とぐずることもありますが、園に着いてしまえば嬉しそうにお部屋に入っていきます。大好きな先生もできて、毎日楽しそうです。

一度『子どもが保育園でどんな風に過ごしているか物陰からこっそり見る』という保育参観なるものに行きました。

保育園の先生って、お昼ご飯を子ども5人くらいの食事のお世話をしながら、食べるんですよ。




×5!

を見ながらごはん食べるとか。。。

その光景を見た時は、ほんとに絶句でした。

大変なはずなのに、流れ作業に決してしないのが保育園の先生方。
お迎えに行くとどの先生も必ず「今日の息子くん、こんなことしたんですよ!」とか「こんなことができたんですよ!」と声をかけていただきます。

園児15人のその日あったことを親の顔を見てすぐに言えるとは・・・
どれだけ正面から向き合ってくれているのかがよく分かります。

証拠に息子は保育園へ通いだしてから、たくさんのことができる様になりました。たくさんのことを覚えて、経験もして、表現が豊かになりました。

保育園の方向に足を向けて寝ることは決してできないこの頃です・・・。


4.チームメンバー

働いていく中でメンバーにはどれだけ助けられたことでしょう。
育休中や退社した16時以降、いつだってフォローしてくれたのはチームメンバーです。

私が担当する業務を私がそのまま担当しつつどうやったら発展、成功させるにはどうしたらいいのかを一緒に考えてくれたのもチームメンバーでした。

もちろんチームに限らず、他部署の多くの方にもご理解をいただき、度々優しいお言葉もいただきました。
本当に有難いです。


5.会社

私が復帰時に相談した点は以下3つ。

  • 保育園のお迎えや急な呼び出しは家庭の事情で私が対応しなくてはならないので、私がやらないと何も進まない。という様な業務や残業が難しいこと

  • 9時~16時の時短勤務を希望すること

  • 時短勤務に関しては子供が小学生に入る時期までは続けたい。
    その後も状況(学童に入れない等)によっては時短勤務を続けたい。

会社はこれらすべてを受け入れてくれました。


加えて、「飯田さんとご家族が良いと思える条件を言ってください。それを叶えられる様、一緒に考えていきましょう」とまで。。。


様々な境遇の従業員それぞれの事情に応えるのは簡単ではないことは容易に想像ができます。そもそも企業の中にはこういった復帰前の面談を実施しない企業もあるとも聞きます。

本当ならばいつ休むかわからないなど融通の利きずらい社員をいさせるよりも業績や利益を考えるならば同等の給与条件で別の人を雇った方がよっぽど確実です。

でもクインテットはそうはしませんでした。

なぜならば、社員を『会社の駒』ではなく『一人の人』として大事にしているからなのだと感じています。これは期待をもってくれているからこそです。私はこれに甘んじることなく、成果や貢献をもって返していきます。


私が今回この記事を書こうと思ったのは、
● 育休中でこれから職場復帰に向け「どうやって一日を回そう」と悩んでいる方
● 仕事をしているけどゆくゆくは育児もしたいと考えている方

そういう方の参考となればと思っています。
それと同時にこういう会社の対応が世の中の当たり前になってほしいとも願っています。

ちょっと検索すると
『子どもが熱を出して早退を申し出たら「早く帰れていいね」と言われた。』とか!
『復帰してまもなく早期退職プログラムを勧められた』とかとか!


どうしてこうも堂々と子どもを産み育てられる理想の社会像まで遠いのかと。
育児との両立は大変だ!とか大切にしてよ!と言いたい訳では決してないです。

100人いれば100人の生活環境があって、その100人全てが充実した日々を過ごして良いはず、目指していいはずですよね。
こうした視点で柔軟に働き方を考え応えてくれる会社が増えるべきだと思っています。

来月12月24日は息子の2歳の誕生日です。

無事、2歳の誕生日を迎えられるのは1日、1日を5人の味方が私についていてくれるからです。


それぞれの家庭の事情があると思いますが、恐らく私はとても恵まれている方です。

家事、育児、仕事を両立するすべての人にとって、自分に合った働き方、納得のいく人生の過ごし方ができる社会となる様、微力ながら発信し続けていきます。


さ、今夜の夕飯は野菜たっぷりのチキンライスですよ!


Qwintet life
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