UNIDOL運営団体の代表者に直撃インタビュー✨

こんにちは!
Pando運営事務局のオタクこと福留です😊

2月13日(木)に大盛況で幕を閉じたUNIDOL2019-20 Winter supported by Sammy 決勝戦/敗者復活戦」!!
回数を重ねるごとに最高を更新していくUNIDOLの運営団体『学生団体UNIEVENTS』の代表者、前田うて奈さんにインタビューをしました✨

他の学生団体の皆さんや、新しいことに挑戦したいと思っている学生さんにとって
参考になることが多いと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください^^

では、早速スタートです!✨


💙目次

  • UNIEVENTSってどんな組織?
  • UNIEVENTSが目指していること
  • UNIEVENTSにかかわる人はどんな人が多い?
  • UNIEVENTSの魅力
  • UNIEVENTSで学べること
  • まとめ

💙UNIEVENTSってどんな組織?

ーUNIEVENTSはどんなことをしている団体ですか?
学生団体UNIEVENTSは、年間2.3万人を動員する日本で最大規模・最大数のイベントを運営する学生団体です。大学対抗女子大生アイドル日本一決定戦であるUNIDOLを中心に、UNI♡KPというK-POPのカバーダンスで日本一を決める大会など、様々なコンテンツがあります。大学生が自分たちの“好きなモノ”を突き詰め、「自分たちの“好き”を表現する場」を提供するためにイベント開催をしています。

ーイベント開催以外で何かしていることはありますか?
基本的にはしていないです。活動は全てイベントに紐づいています。

ーなるほど!イベントに特化した団体なんですね。先ほどもおっしゃっていましたが、UNIEVENTSに紐づいているUNI〇〇系のイベントってたくさんありますよね。今って全部でいくつあるんですか?
UNIDOLUNI♡KPUNIMUSCLEUNIBOY(今年復活する予定)UNIRAP(今年復活させたい)Highdol計6つですね。

ーUNI〇〇だけじゃなく、High〇〇もあるんですね😲ロゴも一個一個凝っているなと思うんですが、これも皆さんが一から考えられているんですか?
外注しているモノもありますが、基本的に学生が作っております!

ーイベントはもちろん、ロゴ1つをとっても、学生さんだけの力で出来上がっているとは思えないハイクオリティなモノが多いですね…!前田さんは今何年生でいらっしゃいますか?
ありがとうございます!現在3年生です。

ーUNIEVENTSは何年生で引退になるんですか?
理想形で言うと、1年生で入って2年生の冬で幹部代になる、3年生の夏か冬で引退して、4年生はサポートに回る形です。ただ、学生団体あるあるなんですが、年代によって入る人数に違いがあるので、割と入り乱れます。今年は幹部に1年生のメンバーも3年生のメンバーもいるので、学年の垣根を超えて活動しています。

ー幹部ってどれくらいいらっしゃるんですか?
UNIEVENTSの代表がいて、その下にUNIDOLやUNI♡KPといったそれぞれの大会ごとの実行委員長がいて、更にその下に副実行委員長がいます。また、局ごと(進行、運営、チーム、キャスティング、クリエイティブ、広報、営業、エリア統括※全国でやっている団体のため)のチーフがいるため、そのチーフまでを含めて全部で幹部陣です。

ー本当に大規模ですね。今は何名所属しているんですか?
全国で大体100名です。

ー100名も!代表だと一人ひとりと関わる機会は多いですか?
今となってはそんなに多くはないですね。ただ、各地方の子たちって、自分が現地に赴かないとなかなか会えないメンバーだったりするので、代表メンバーの方が地方エリアに遠征しに行く分、ある程度代表クラスの方がポンポン話せる子が多いです!!

ーちなみに、地区ごとにどれくらいメンバーがいらっしゃるのでしょうか?
関西と関東は多くて、全学年含め30名ぐらいいます!


💙UNIEVENTSが目指していること

ーでは、UNIEVENTSさんの活動の指標となっている“ビジョン”を教えてください!
はい。私たちの規模感でイベントをやっているのは私たちだけというのはもちろんですが、それ以外で、「好き」という気持ちを原動力に活動している団体ってうちが一番じゃないかなって思っています。各メンバーや団員、大会に出ている女の子たちなど、多くの大学生の「好きな気持ちを表現できる場所」を永続的に作り続けることを目指していきたいなと思って活動しています!


💙UNIEVENTSにかかわる人はどんな人が多い?

ーUNIEVENTSってどんなメンバーが多いですか?「こういう熱意を持っているメンバーが居ます!」というのを聞かせていただきたいです。
元々アイドルなど、何かが「好き」という気持ちを持ってこの団体に入ってくる人、いい意味でオタクな人が多いです。自分たちの好きなモノだったりとか、結果的にUNIDOLが大好きなメンバーが多くて、コンテンツへの愛・実行委員と出場者への愛に溢れています。ものすごく、「好き」という気持ちを原動力にしている団体メンバーが多いなと思います。

ー「好き」という気持ちをマインドに運営に携わるメンバーが多くいらっしゃるんですね。運営メンバーだけではなく、コピーダンスサークルの演者の方たちと接することも多いと思うんですが、そういう方々はどんな人が多いですか?
出場者たちもアイドル好きな子が多いです。それがきっかけで始める子はもちろんいて、でも、「仲間と一緒に勝利に向かって走る」というある程度体育会系の考え方の子が多いです。結果を残すことにUNIDOLの面白さを見出している子たちもいて、それでUNIDOLに出てくれる子もたくさんいます!普段は普通の女子大生で、「アイドルのオタクしてます!」みたいな子たちだけど、ステージで輝けるし、しっかり熱意を持ってステージに向かう子たちが多い印象です。

ー華やかなイメージがあったので意外です!
一夜限りのアイドルなので✨

ー地区によって色が違うと思うんですが、それぞれどんな特徴がありますか?
関西は、特に「争いごとが好き」「戦いに燃えている」というマインドを持っているような気がします。UNIDOLの仕組みだと、関東で予選に敗退したチームは必ず敗者復活戦に出場することが決まっていて、それ以外の地域のチームは基本的に出場しなくて良いんです。でも、関西の子は「予選に通らなかったら敗者復活戦に出る!」という感じでバチバチに燃えている子が多いです。伝説のチームも関西から多く生まれています。

ー伝説のチーム…?
関東以外のエリアで唯一準優勝したことのあるチームです。そこは、東京開催のイベントなんですが、関西在住のファンの方も含めて観客票(来場者が一人2票投票)を448票も獲得していました。

ーえ~!!すごい!!!そんなパワーがあるんですね。他の地域はどうですか?
九州の出場しているメンバーは、人数は少ないですが、その分一人一人のUNIDOLにかける想いはめちゃくちゃアツいです。九州男児の精神じゃないですけど(笑)、そういう意思の強い部分がありますね。感覚値だと、各チームの平均的パフォーマンスレベルは九州が一番高くて、予選は甲乙つけがた戦いになっています。

ーそうだったんですね。私は関東しか見たことがないので、地域ごとにも見ていきたいなと思います。東海地方や北海道はどうですか?
東海は、コピーダンス人口で言うと関東の次に多いのもあって、チーム数もすごく多くなってきてますね。
北海道の子たちはいい子です。北海道が一番大会に出るハードルが高くて、と言うのも、そもそも大学があまりないっていうのと、旭川からわざわざ札幌の大会に出てくれてる子とかもいて…!朝一の始発のバスに乗ってきてくれたりします。

ーそれぞれの地域ごとに特徴はあっても、変わらない「懸ける想い」や「情熱」があるんだなって伝わってきました。
以前、強豪のSPH mellmuseさんが練習で「裁判」をするという話を聞いたんですけど、そういうのも本当にすごいですよね。UNIEVENTSさんとしては、そういう部分で何かしらフォローやケアをする場面があるんですか?
そうですね、基礎制度としては各チームにひとりマネージャーがついています。チームの中のメンバーは自分たちを客観的に見る機会が少なくなってしまうので、割とほかのチームも含めて俯瞰的にチームのことを見られる立場としてアドバイスだったり、サポートだったりをしています。

ーマネージャーは1年生でもなれるんですか?
全然なれます!何年生でもできます!!


💙UNIEVENTSの魅力

ーどうしてUNIEVENTSに入ろうと思ったんですか?
私が入ったときはまだ「UNIDOL実行委員会」という名前だったんですが、たまたまTwitterで実行委員の新歓告知映像が流れてきたんですよね。通っているお茶の水女子大学の「お茶の水女子大学UNIDOLプロジェクト」という、お茶の水女子大学でUNIDOLのチームを作るアカウントが意図的に実行委員で作られていて、それを見て、「面白そう!運営側で入ろうかな!」と思ったことがきっかけです。

ー実行委員会が作ったチームもあるんですね!
実は、ある程度私たちが働きかけてできたチームもあります。種類で言うと、ダンスサークルから派生したチームと、実行委員が働きかけてできたチーム(前田さんがオリジナルメンバーを集めたチームはTea♡Break(お茶の水女子大学))、UNIDOLが有名になっていくとともにアイドル好きな子たちが「UNIDOL出たい!」となって集まってできたチームがありますね。ちなみに東海もチーム数は多いです。

ーなるほど!色んな種類のチームがあるんですね。入ってみて感じるUNIEVENTSの魅力を教えて下さい!
UNIEVENTSの魅力は、良い意味で「陰キャ界の陽キャ」みたいな子たちが多いので、すごく馴染みやすいです。その分、割とどんな人でも受け入れられるっていうのがあります。もう一つは、イベントの規模が大きいということもあり、例えば「何か一つ画像を作りました!」って言っても、それを見てくれる人がかなり多くいるので、自分がやったことをたくさんの人に認めてもらえる機会があります。これは大学生だとなかなかないんじゃないかなと思う部分です。私自身、1年生の時に自分が書いたプレスリリースがオンラインニュースになったときは「すごい!こんなことができるんだ!」と思ったし、企画をうったときにTwitterで5,000イイネいったこともあって。すごく嬉しかったし、そういう経験ができるのって、ちゃんとした大きいコンテンツがないとだめだと思うので、それを利用しながら色々やれることがあるのは魅力的だなって感じますね。

過去には300以上のメディアに掲載していただいたりとか、テレビにも取り上げていただいています。

ーUNIDOLの規模感だからこそできることですね!
そうですね。

ーやりがいはどんな所にありますか?
UNIEVENTSでやっていて一番良かったことは「人に出会えたこと」だと思っています。もちろんやっていることが大きいので辛いこともあるし、今まで自分が経験してこなかったような、自分たちが考えなければいけない場面とか、その場の自分の真理みたいなのを考えて答えを出さなければいけない瞬間もあるので結構大変なこともあります。でもそれ以上に周りのみんながいい人だし、「一緒に頑張ろう!」って思える仲間がいるので、やっぱりそこはやりがいだなと思います。


ーメンバーが一丸となって高め合える環境なんですね。


💙UNIEVENTSで学べること

ーUNIEVENTSでどんなことが学べて、それによってどんな成長ができたか、自身で実感している所はありますか?
一つは、「調整力」がすごくついたなってことです。ステークホルダーが多いというか、自分達はあくまで運営だけど、運営としてもやりたいことがある。だけど、ステージに立つのは出場チームの皆だし、そこに、イベントを華やかにするために協賛企業にご協賛頂く必要があるので、協賛企業とのコンテンツの調整をしたりだとか。あとは、コンテンツの目的が「アイドルのコピーダンス」なのでそもそも本家のアイドルをリスペクトしないと成り立たないよねっていうところまで、本当に色々な人たちを巻き込んでやっているイベントなので、「この人にとってこれはどうかな?」と、相手の立場になって考える場面が多いです。そういう面で、調整力は本当についたなって感じますね。特に、実行委員長の立場としては、あくまで出場者が主役なので、その子たちをいかに輝かせられるかっていう所を念頭に置いています。
もう一つは、自分で考えたことを最後までやり遂げられることが良いところだと思いますね。例えば、去年の11月にできたUNIMUSCLEという筋肉自慢のイベントに関しては、現在3年生のメンバーが「筋肉イベントってどんなのがあるんだろう?」ってじっくり考えながら、自分たちが持っているコンテンツや他のコンテンツで持っている強みを組み合わせて何ができるかを考えて、イベントを成功させました。1から考えて結果を出すような経験ってなかなかできないと思うので、これからもやっていきたいですね。

ーUNIEVENTSにいると具体的にどんな経験ができますか?
規模が大きい・既に規模が大きくなっているイベントで色々できるので、例えば、演出を学びたい子だったら「こういう風にしたい!」という自分の考えを3500人の舞台で一気に実現できるというのが結構すごい所だと思いますね。あとは、映像を作っている子に関しては、毎回の大会ごとにシークレットゲストの方の登場前映像を1分弱ぐらいで作っているんですよ。お客さんがシークレットゲストが出てくる前に、「今回はどんなゲストが出てきてくれるんだろう?」ってワクワクしながら見る映像なんですけど。自分の好きなアイドルの登場前映像を作って、それを自分の好きなアイドルにも届けられるし、お客さんの反応が間近で見れるみたいな…!本当にオタク冥利に尽きることができるんです。
私は女性アイドル自体が好きというわけではないんですが、自分が好きなグループに置換したら相当すごい経験ができるなと思っています。(前田さんは某男性アイドルグループ好き。書いている私も同事務所の男性アイドルオタクです😌)

ーわたしも聞いていて、これはテンションが上がる!!!と思いました。自分の書いた記事や、好きなアイドルに対する想いが本人の目に触れたらどうなるんだろう?!鳥肌!って(笑)そういうことが学生のうちにできるって本当に素敵だし、UNIEVENTSさんならではの魅力ですよね。


💗まとめ

“「好きな気持ちを表現できる場所」を永続的に作り続けること”というビジョンからぶれることなく、運営・演者・観客など、多くの人々の「好き」を形にしてきた学生団体UNIEVENTS。
イベントでは、悔しさをにじませる学生さんの姿も垣間見えますが、幸福感と達成感、人々の満足感を肌で感じることができ、「好き」という気持ちは素晴らしいんだなと改めて実感できる空間でした。

また、UNIEVENTSに関わる学生さんからは「楽しい!」「この活動が好きだ!」という気持ちが全身から伝わってきて、私自身すごく刺激をいただくことができました。

多くの人の「好き」が詰まった学生団体UNIEVENTSの主催イベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?💃

今後の活躍も要チェックです✨

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