Googleスプレッドシートのアドオンで広告レポート作成時間を短縮する

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株式会社クインテット 戦略企画部所属、コンサルタントのKimuraです。

日々の業務の中で広告の運用状況確認や資料作成の機会が多いので、
「なんとか少しでも楽にできないかなあ・・・」
と色々調べていたら、Googleスプレッドシートで使用できる『Google広告アドオン』に出会いました。2018年の夏にリリースされていたようですね。

今回の記事では、『Google広告アドオン』設定の方法や迷ったポイントなど、備忘録がてらまとめた内容をご紹介します。

※今回紹介する画面・仕様は2018/11/30現在のものです。今後変わる可能性がありますので、ご注意ください。

(なお、次回の記事ではクインテットの戦略企画部でよく使う、Google Analyticsのアドオンとの合わせ技についてご紹介できればと思っています。今回長くなりすぎたので、一旦切ります・・・)

Google広告アドオンとは?

Googleスプレッドシートに、Google広告のデータを出力できる機能です。

  • 対象のアカウント(複数指定可能)
  • 対象の広告グループ/キャンペーン
  • 期間
  • 出力したいデータ(表示回数/クリック数/コスト等)

を設定することで、任意のデータをスプレッドシート上に表示してくれます。

※自動更新するよう設定することも可能

Google広告アドオンを使うメリット

アドオンを使用していない場合、広告運用状況の資料を作成するには、Google広告の管理画面を開いて

  • CSVでデータをダウンロードする
  • 決まった資料に数値をコピペする

などの作業が必要だと思います。面倒ですし、ミスも起こりやすいですよね。

アドオンを使うと、管理画面を開く必要すらなく、別シートなどに数式を設定しておくと、出力したデータを自動で加工することもできます。

もちろん出力できるのはGoogle広告のデータだけなので、Yahoo!やFacebook・Twitter等の別媒体のデータは出力できません。
しかし、Google広告の部分だけでも自動化することで、少しばかり工数の削減・ミスが起きるリスクの軽減を実現できるのではないかと思います。
(将来的には他の媒体のデータも引っ張れるようになったりしませんかねGoogleさん・・・難しいか・・・)

Google広告アドオンの使用方法

さて、では実際にアドオンを使用する手順をご紹介します。

1.アドオンをインストールする

スプレッドシートのアドオンストアから、Google広告アドオンの画面を開き、「無料」ボタンをクリックしてインストールします。

インストールすると、Googleスプレッドシートが自動で開き、同時にGoogleアカウントの選択画面が表示されます。Google広告の運用に使用しているアカウントを選択してください。

すると、アカウントへのリクエスト許可を求められるので、「許可」ボタンをクリックしましょう。

なんだか色々不安になるようなことが書いてあるかもしれませんが、大丈夫です!

「許可」してしばらく待つと、下記の画面が開かれます。

これでアドオンのインストールは完了です!

2.広告レポートを作成する

レポートを作成するには、まずスプレッドシートの上部メニュー内「アドオン>Google Ads>Create new report」を選択します。

すると、下記のウィンドウが出現します。こちらを使用して、レポートに出力したいデータを設定していきます。

2-1.アカウントの選択

「Select account」と書かれている部分の下のプルダウンを開き、レポートに表示させたいアカウントにチェックを入れます。

※複数選択可能です。

2-2.期間の選択

「Last 7 days」の下のプルダウンを開くと、このようなメニューが出てきます。

今月や過去30日間など、出力したい期間がメニュー内にあればそちらを選択。

自由に設定したい場合は「Custom」を選びましょう。

カレンダーが表示されるので、開始日・終了日を設定し、「APPLY」をクリックしてください。

2-3.レポートのタイプを設定

「select a report type」下のプルダウンを開き、出力したいレポートのタイプを選びます。

  • キャンペーン単位のデータを出力したい=Campaigns
  • 広告グループ単位で出力したい=Ad groups
  • キーワードごとの数値を見たい=Search keywords

など、基本的にはGoogle広告の管理画面でレポートを作成する際に開いていた画面に当てはまるタイプを選べば間違いないと思います。

2-4.出力するシートの名前をつける

「Name your report」下のテキストボックスに入れたテキストが、レポート出力先のシート名になります。

全角でも半角でもOKです。(全角・半角問わず、最大45字まで)

2-5.出力する項目を設定する

「Choose columns」下のプルダウン内のチェックボックスで、出力したい項目を選択します。

下の画面でチェックボックスがグレーアウトされている6つの項目は必須です。

基本的には、

「Performance」内の
Clicks=クリック数/Impr.=表示回数/Cost=費用

や、

「Conversions」内の
Conversions=コンバージョン数

あたりは、ほぼ必ず選択することになるのではないかと思います。

その他にも、「Segments」で時間・日・週やデバイスごとに区切って出力させるよう設定する機会も多いかもしれませんね。

「APPLY」ボタンはないので、必要な項目を全て選択したら、ウィンドウ内のどこかをクリックすると設定が保存されます。

2-6.フィルタを設定する(オプション)

こちらはオプションなので、スルーしても問題ありません。

Google広告の管理画面で設定できる、下記のようなフィルタをかけられる機能です。

「有効のみ」を出力したい場合には、「Campaign status>All enabled」を設定します。

※複数指定可能です

ただ、出力した後でデータを加工する場合はVLOOKUPなど検索する数式を組むケースも多いと思うので、個人的には設定しなくても困らないように感じます。

2-7.自動更新の設定を行う(オプション)

レポートを自動更新させたい場合は、「Schedule Reports」のチェックボックスをOnにします。

Onにすると、自動更新のタイミングを選ぶ画面が現れます。

タイミングは、日次/週次(曜日も選択可能)/月初の3択です。

2-8.レポートの出力

全て設定が完了したら、「CREATE REPORT」をクリックしましょう。

すると、「Name your report」で設定した名前のシートが生成され、データが出力されます。

「Report Configuration」シートには、設定した内容が保存されています。

タイプなどが異なるレポートを別途作成した場合は、そのレポートの設定内容が隣の列に保存されます。


ひとまず、これでレポートの作成は完了です。

3.レポートを更新する

Google Analyticsのアドオンを使用したことがある人が陥りやすいミスのように感じるのですが・・・

Google広告のアドオンでは、一旦作成したレポートの編集や更新を行いたい場合に、
「Report Configuration」のシートを直接編集してはいけません!

レポートを作成したときと同じ画面で、改めて設定する必要があります。

スプレッドシートの上部メニュー内「アドオン>Google Ads」を開き、

  • 編集したい⇒Edit a report
  • 更新したい⇒Refresh report

を選択します。

レポートの使用目的によって

  • 自動更新できない場合
  • 都度任意の期間を設定したい場合

などは、毎回編集した上でレポートを出力しましょう。


とりあえず、今回はここまで!長くなりましたが、誰かの参考になっていたら嬉しいです。

次回はGoogle Analyticsのアドオンとの合わせ技や、実際にレポートに加工する時に便利な数式などをご紹介できれば・・・と思っています。
よろしければ、次回もご覧ください。



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