側近という立場から

僕は以前にも書いたように、一学期間シンガポールへ留学していました。そこで、僕にしか書けないようなことを少し書いていこうと思います。

半年前のこのチームは、今の2年生も学校生活などにようやく慣れてきて、これからが本番というような感じがしていました。3年生は、僕も含め、後輩ができて、少しずつ先輩という立場を自覚して、行動をした頃だと思います。

そんな中僕はこのチームを離れる事になりました。正直言って、僕は不安なことが2点ありました。何が不安だったかというと、自分がいない事で影響が出ないといいなという点と、帰って来る頃に僕の居場所はあるのだろうかという2点です。

最初の不安に関しては、自惚れてたようです。僕がいなくても、いくつもの大きなプロジェクトを乗り越えていました。良い意味で、僕がいなくとも、大丈夫でした。そこで頭をよぎったのが、帰った時に本当に居場所がなくなるのではないかという事です。いくつものプロジェクトを共に乗り越え、今まで以上にみんなの意識が高まり、絆が深まっていっているように外からは見えました。そんな中に僕が入っていけるのか本当に心配でした。

帰国の日がやってきて数日してから、学校に行きました。春休み中だったので、多くのメンバーには会えなかったのですが、何日かかけていろんなメンバーに再会しました。僕が感じたのは、やはりここが僕の居場所だったということです。みんなからの歓迎は本当に嬉しかったです。

そして新学期が始まり、realizeの活動も色々と始動していく中で、僕はみんなの成長を心の底から感じました。今までにない積極性、それぞれが持っている個性のあるアイディア、そして何より、半年前より一回りも二回りも強く深くなっている絆。恐らくこれは、他のメンバーの誰よりも僕が感じていると思います。

そして今、僕は遥さんの側近として活動させて頂いてますが、半年穴を開けて成長しているかわからないやつに、そんな立場に立たせてくれているみんなに感謝しています。

みんな、僕はまだまだ未熟者ですが、これからもよろしくお願いします。

増田椋