「人と直接会って話したり、何かを見たり、自分の肌で感じたり、いろんな出会い、そこでうまれた笑顔を大切にする。」
これは以前NPO法人カタリバに参加した時に書いた私の"約束カード"です。
約束カードとは、
自分の将来を考えた上で、これまで見つけた憧れや、見えてきた自分の興味関心などを「行動につなげる」ために、今日からできる「小さな行動」をカードに書き込んだものです。
私は小・中・高と学級委員や部長など、
トップに立ってみんなの意見を聞いてまとめることが多かったからか、
どんな人とも関わりたい!!と思うようになりました。
クラスの中心的なイケイケグループの人とも、端っこにいそうなか弱い女の子たちとも、ちょっとやんちゃなボーイズたちとも、真面目で話すのが苦手そうな子とも、誰とでも仲良くなれるように、まずは自分の壁を無くしたり、いつも明るく挨拶をしたり、話しかけてもらいやすい雰囲気作りをしてきました。
そのお陰か、色んな人の相談に乗ったり、愚痴を聞いたりとたくさんの話を聞く機会が増えました。
話を聞くとその人のものの見方や考え方が分かり、多種多様な考え方・生き方があって、こういう考え方もあるのかと自分自身学ぶことも多く、考え方も広がっていきました。
自分の感性はその人特有なものだと思うし、人それぞれ違うからこその面白さがあると思います。
だから私は他の人の考え方に興味があるし、自分も直接何かをすること、見ること、感じることを大切にしたいなと思っています。
私はいつか日本を飛び越えて、世界中の…特に途上国の人たちの話や考え方を聞いて、感じて、自分のものにして、さらに愛に飢えている日本人がどういう考え方をしたらより幸せを感じられるのか、そういうところまで考えられたらいいなと思っています。
約束カードの記入欄の下にこんな言葉が書いてあります。
ルールはないけど、ヒントはある。「やりたいこと」は考えていてもわからない。
やってみて、行って見て、会ってみて、感じてみて、そういう事を繰り返しているうちに少しわかってくるかもしれない。
約束しよう、
今からできることを何か。
平成最後の今日。
みなさんも平成を振り返って、明日からの新しい時代 "令和" に何かを約束してみてはいかがですか?
遠藤日向