“もう一度連れて行ってあの世界へ”
昨日さいたまスーパーアリーナで行われたSEKAI NO OWARI のライブ“The colors”に行ってきました。
まさにこの言葉がぴったり合う最高のショーでした。
僕が中学1年生の時、YouTubeで動画を観ていた時にたまたま“スターライトパレード”の動画を開いてしまい、最初は観るつもりがなく閉じようとしていたのですが、始まった動画に対して中1ながら何かの違和感を覚え、気づいたらそのPVにのめりこんでいました。そこで初めてSEKAI NO OWARIというバンドの存在を知りました。それ以来ドハマりしていました。他のアーティストさんが表現しなさそうなメッセージ性のある歌詞、ボーカルFukaseの透き通った歌声、従来のバンドの形と違ったメンバー編成、ピエロのお面を被ったDJ、そして独特の世界観。こういった様々な魅力に惹かれていったのです。そして、退屈だった僕の日常に活気を与えてくれたのです。そんな彼らの音楽が今僕の考え方であったり、生き方を形成しています。
初めて彼らのライブに行ったのは、僕が中学3年生の時に行われた“炎と森のカーニバル”です。映像で観ていた世界観とは比にならないくらい壮大なセットと、お客さんを楽しませたいというメンバーの思いにさらに惹かれていきました。それ以来、大学受験期だった高3の年を除いて、毎年ライブに行っています。
先ほども書いた通り、彼らのライブのセットは毎回壮大で、ライブに来た人たちが音楽を楽しむことができるだけでなく、セットを見て楽しむことができるものになっています。そして、毎回毎回驚かされるセットリストも彼らの魅力の一つだと思います。
今回のライブはいつものセットとは対照的で、ものすごいシンプルなセットになっていましたが、シンプルなセットだからこそ、彼らが楽曲を通して伝えたいメッセージがストレートに伝わるライブだなと感じました。
いつもとは違うスタイルの中にセカオワらしさが存分に散りばめられていて、心地よい違和感に包まれていた今回のライブ“The colors”。
また更に彼らの魅力にハマっていきそうなライブでした。
増田椋