当り前じゃないからこそ大切にしたい


毎日、学校に行けばリアライズの誰かしらがいて、あいさつを交わし、授業も一緒に受けて。授業が終わると自然とみんな同じ場所に集まって話したり勉強したり、一緒に帰ったりもします。

こんな風に、リアライズは私の日常のなかにいつでもある存在となりました。

一年前までは想像すらできなかった日々を、今は大好きな人たちと過ごすことができています。今となっては、これが当たり前のようになっているけど、全然当たり前なことではありません。


もし、ほかの人と仲良くなっていたら…

もし、遥さんと親しくなっていなかったら…

もっと言えば、

もし、この大学に入学していなかったら…


私の今の生活は存在していなかったでしょう。

だから、今の生活はとても恵まれていると感じます。


先日、体調不良のため珍しく学校を丸一日休み、次の日も授業にはでたものの、終わったらすぐに帰宅しました。

だから、二日間ほとんどの人とは会いませんでした。

すると、次の日学校に行くと「久しぶり」「大丈夫?」と声をかけてくれる人たちがいました。

たった二日間会わなかっただけなのに、そんな風に言ってくれて、改めて家族なんだなって思いました。


やっぱりみんなといると自然と笑顔になるし、楽しいって思えます。

この大学で、みんなと出会えて、家族になれて、一緒に過ごせる、

そんな当り前ではないこの日常を、これからも大切にしていきたいです。

佐藤雪乃