【No.79】化学 解答・解説

こんにちは!てっちゃんです。ただいま夏休み中ですが、来週から学校が始まってしまいます。夏休み1週間は短い…!宿題をこなすだけで終わってしまいそうです。でも、休み明けに模試があるので並行して模試対策の勉強もしてます。高2の夏、そろそろ受験生という肩書きが近づいてきているので、入試を意識した勉強を普段からしたいですね。


さて、解答解説に入っていきます。今回の問題は、基礎無し化学から出題しました。キーワードは「気体の状態方程式」です。理系の皆さん、解けましたか?


問題はこちら

気体の状態方程式は、

PV=nRT

です。Pは圧力、Vは体積、nはmol数、Rは気体定数、Tは絶対温度を表します。

これら5つの文字のうち、4つが分かれば方程式として残り1つを求めることができます。


しかし、今回の問題では気体の分子量を求めていきます。

結論から言うと、気体の状態方程式のnの部分をW/M(W=質量g、M=分子量)に変えます。

なぜか?

そもそも分子量とは、「その物質を1mol集めた時の質量から単位(g)を取った数」です。ということは、その物質が何molあるかというのは、分子量に対して今何gあるかという比に等しいといえます。したがって、書き換えることができます。

では計算していきましょう。


PV=W/M  RTより、

5.0×10⁵×9.6=34/M ×8.3×10³×290

よってM≒17となります。・・・(答)


ちなみに、分子量17の気体はNH₃・アンモニアです。密室にアンモニアあったらやばいですね。私たちの勉強脱出ゲーム「YES!」はそんな危険じゃないですよー(笑)


ということで、今回の解答解説はここまでです。次回もお楽しみに!

ありがとうございました。

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