「人生」は、小さな『選択』の連続です。
この日々 おこる『小さな選択』を どう選ぶかで『人生』は大きく変わります。
ここでは、日々 おこる様々な『選択』の大切さと、事例などを書いていきたいと思います。
その「大前提」として…
「迷う」と「悩む」の違いを定義して於きます。
●結論から言うと…
「課題」が分かっているか、いないかです。
自分に「判断軸」(ものさし)があるかないかで、全く 違います。そもそも『軸』があれば、「迷って」も「悩み」ません。
それでは、「迷う」と「悩む」の意味から紐解きます。
〇「迷う」=何かを選んだり、何かの決断をする時に、どのようにすれば良いか考え、答えを探すことです。
〇「悩む」=何かを考え、そのことが負担であり、精神的に苦痛である状況を指しています。
多くの場合、「悩み」に答えはないのです。
分かり易くいうと…
〇「迷う」=課題が分かっている上で、答えがどこかにあると自覚している状態です。
〇「悩む」=課題も分かっておらず、自分の中にそもそも答えがない状態です。
と言えます。
もっと、分かり易くいうと…
〇「判断」がつかない"理由"を自分で自覚している時は「迷っている」、そうでない時は「悩んでいる」と言えます。
つまり…
●もっとも大事なのは、「"悩んでいる状態"に気づき、なるべく早く"迷う状態"にもっていく」ということです。
「悩むこと」を「迷うこと」に切り替えることが出来れば、ずっと 時間を有効に使えるようになります。非効率で、非生産的な「悩み」のスパイラルから抜け出して、自分の『人生』を主体的に有意義に過ごすことが出来るようになるということです。
ーーー
●では、そもそも…
【何故 人間は『悩む』のか?】
〇一言でいうと…
「本当に成りたい自分になれない。そもそも、自分の判断軸がない」という「無意識」での葛藤です。今、自分が「悩んでいる」ことの"根源"は「自己理解の欠如」なのです。
つまり、その状態を脱するには、今の自分を受け入れ、何かを"決断"し、「軸」を創ること以外に方法はありません。
ーーー
ここで、「悩む」を「考える」に変える方法を紹介します。
■1.「悩んでいるだけの状態に気づく!」
*悩んでいる状態かどうかの自分の「判断基準」は、10分掛けず 長くても15分考えても、手が止まったり、次に何をすれば良いか思いつかない状態です。
これは 自分では「悩んでいる」と思わなくても、「悩んでしまっている」状態です。先ず 大事なことは、自分が「悩んでいる」状態に陥っていることに早く気づくことです。
■2.「悩む状況・理由を把握する!」
*自分が「悩んでいる」ことに気づいた後は、「悩む」状況の要因を把握します。突き詰めると、「悩んでいる」状態は、次の2つのいずれか、あるいは両方からと言われています。
◆悩む理由
〇1.「情報が足りない」
〇2.「比較や判断のための『軸』がない、または 曖昧」
〇1の「情報が足りない」と気づけば、情報を取りに行くという次の行動が起こせます。ただし 一般的に、「悩んでいる」原因は、「〇1.情報不足よりも、〇2.比較や判断のための 『軸』がない」方が多いです」。これは、「判断軸」が明確になっていないため、仕事であれば、上司と徹底的に話し合うことが必要となります。
また、自分の「人生」に関することであれば、自分自身の『価値観』が明確になっておらず、『潜在意識の自己分析』が足りていないということとなります。
■3.「アクションを起こす!」
*自分が「悩んでいる」と思ったら、強制的にも『行動』を起こすのも"一つの手"です。先ほどの「悩み」の要因 (情報不足・軸の設定) を把握した後は、強制的に以下のアクション方法をやることも大切です。
●1.「紙に書いてみる」
●2.「人に話してみる」
●3.「時間を置いて、後からもう一度考えてみる(厳密には、アクションを その場で起こすという訳ではないが、『悩んでいる』状態から一歩抜け出す為に有効)」
ーーー
◎と言うことで…
「迷う」と「悩む」の違いについて書いてみました。
振り返ると、「悩んでる」時は、答えを出すことから逃げている時が多いと思います。その結果、時間だけが進み、結局 本望ではない決断をし、後から後悔するということです。
とにかく 大事なことは、「悩んでいる」と自覚したら、仮でも「まず決断する」ことです。
そして、その決断が間違っていたら、修正する"勇気"を持てるかどうかが大切です。その為には、自分の「軸」が必要になると言うことです。自分の「軸」が決まると、容易に決断ができ、結果 その決断から逆算し、自然と「悩む」が「迷う」という行為に変わっていくのです。
●最後に、「迷う」と「悩む」を理解した上で、『選択』を考えてみて下さい。
みなさんは、今 「満足してますか?」「充実してますか?」「喜びを感じていますか?」これからの人生を『自分の力で、自分をより良く生かす』ために、毎日をどう過ごすかです。
それは、日々の出来事を「ちょっとした勇気」で 『選択』すること。そして 行動と努力をし続ける習慣を身に付けることです。毎日の小さな勇気の『選択』が習慣化すると、「習い性(せい)」になり、その後の『選択』が、「辛い」とも「面倒だ」とも感じなくなります。「良い習慣」を『体』に覚え込ませれば「自分をより良く生かす道」が見えてきます。この『良い選択』と『行動』そして『努力』し続けることが 「当たり前」になれば、 自分自身を『誉めれる』ようになります。すると「自信」や「誇り」が生まれます。
この『小さな勇気』の積み重ねが、数十年たつと、「一生モノの満足」が見い出せます。これが、「自分が納得できる人生」なのです。結局 すべては、自分次第なのです。