はじめに
某氏による「ゲームのすゝめ」と似た趣向の記事を書くのならタイトルまで似せてみよう!ということで、私もゲームについて書くことに。まあ彼にゲームについて書くよう促したのも私だし許されるでしょう!
知らんけど。
概要
今回紹介するゲームは「蒼の彼方のフォーリズム」。ストーリーは以下のようになっている。
小さかった頃に見上げた空に、
いちばん近くにいるのが、
自分だと思っていた。
これがあれば、どこへも行けると。
誰よりも先に、彼方へ行けると。
そう、信じていた−空を飛ぶことが、自転車に乗るぐらい簡単にできる世界。
そこで流行しているスポーツ「フライングサーカス」。
かつて、そのスポーツで将来を期待されていた主人公は、
圧倒的な敗北による挫折と、ある理由からそこを離れていた。
だが、転校生である倉科明日香と出会い、
空の飛び方を教えるうちに
昔の熱が戻ってくる。
立場が変わっての「フライングサーカス」への出場。
明日香の手を握った主人公は、
今度はどこまで高く飛べるのか。
「空を飛ぶ」ことを巡って出会った
ふたりと、その仲間たちが贈る
青春恋愛物語。
(公式サイトより引用)
(※こういうゲームにはいつも付き纏う問題なのだが、いうほどゲームっぽくはなく、どちらかと言えば小説や漫画、アニメに近いものである。しかしここではあくまでゲームとして扱う。)
上記のストーリーを読めば大体わかるとは思うが、このゲームは「フライングサーカス」という架空のスポーツを題材にした青春モノである。恋愛要素のあるスポーツ系少年漫画をイメージしてもらえればそれが一番近いと思う。この記事ではネタバレを極力避けつつこのゲームの見どころなどを紹介していけたらなと思っている。
このゲームの見所は主に3つ。
①架空のスポーツの表現
②魅力的なキャラクター
③アツい展開
それぞれについて順番に語っていこうと思う。
①架空のスポーツの表現
このゲームに出てくる「フライングサーカス」という競技は、空中で得点制の鬼ごっことかけっこを同時にやる感じの架空のスポーツだ。この説明だけ聞けば、「そんな架空のスポーツを話の中心に据えるなんて正気か?」だとか「静止画が主なゲームで表現できる類のものじゃないじゃん」だとか思うかもしれない。実際、私もそう思っていた。しかしいざ始めてみるとそんな心配が杞憂に過ぎなかったことがよくわかる。このゲームでは絵の差分の転換をうまく活用することで、静止画で表現されているはずなのに試合の流れが頭の中でちゃんと組み立てられ、理解できるようになっているのだ。ムービーが当たり前になっている時代だからこそ静止画の可能性というものをここに感じずにはいられなかった。
②魅力的なキャラクター
このゲームのキャラクターは、全員がどこかに人間的な魅力というものを秘めている。普段はボケ担当みたいなキャラがここぞという場面では漢気や矜恃を感じさせる言動ができたり、一見悩みなんてなさそうなキャラが主人公と仲が深まるにつれ弱い部分を曝け出して克服していったり。あんまり書くとネタバレになるので詳しくは書けないが、どのキャラも非常に魅力的なことは断言できる。
ヒロインたちもちゃんと「ヒロインとしての魅力」にあふれていてとても可愛い。主人公とヒロインの恋模様を眺めてニヤニヤしているだけでも幸せな気分になれること間違いなし!
③アツい展開
上のストーリー紹介では青春恋愛物語を自称していて、確かに恋愛要素も素晴らしいのだが、このゲームにはスポーツ系少年漫画的なアツさも確かにあるのだということはしっかり主張しておきたい。
- 闇堕ちした旧友を救い出したり
- 自分の心の中の黒い部分と向き合って克服したり
- ひたすらライバルと実力を競い合って新たな境地に至ったり
- 心が折れてやめてしまった仲間をなんとか連れ戻そうと奔走したり
おおよそスポーツ系の話っぽくないとさえ思えるタイプのものもひっくるめてとにかく「アツい」展開が多いのだ。このアツい物語を読み切ったとき、私の胸中からは日頃のストレスなどが全て取り去られ、爽快感のみが残っていた。私はみんなにもこの爽快感を味わってもらいたいのだ。
最後に
私はこの記事でこのゲームの魅力を伝え切ることができただろうか。私には文才もなければ作品に込められたメッセージを正しく理解したと言い切れるだけの読解力もないので、そこが不安でならない。それでももし「やってみたいな」と思ってくれた人がいるならぜひやってみてほしい。このゲームについてもっと詳細を知りたい人は、
「蒼の彼方のフォーリズム」公式サイト
↑このリンクから公式サイトに飛ベるよ!!!
パソコンとかがなくても大丈夫!なんとスマホからでもできてしまう。初めは無料でできる体験版だけでもいいので気軽にぜひ!怪しい勧誘みたいになってるけどそういうのじゃないからね!!
(このゲームは元は18禁だったけどスマホ版なら18禁じゃないはずだからそこは安心していいよ!)