ゲームのすゝめ 2.0 〜RPG論〜 アクションRPG編 Disney Edition

押忍!!

 いやー、今日(9/20)はついに五月祭当日ということで、オンライン上で大盛りあがりですね。え?なんで記事間に合ってないんだよ、って?…今から急ぐので許してください。

さて、気をとりなおして。

 皆さん、「Disney」は好きですか?小さい頃から昔のディズニー映画やアニメを見ていたという人で大ファン、とまではいかなくても、「わりかし好き」な人も多いと思う。そんな人、そしてもちろん「ディズニー大好き!」な人々には是非(というか、ディズニー好きな人がこのゲームをプレイしていないなんて信じられない、ミッキーに失礼だぞ!!!)、この記事を最後まで読んでほしい。

 今回は最終回、「アクションRPG」について語る…はずだが、今までの記事を御覧の皆さんにはお分かりの通り(え?読んでない?じゃあ読んで!https://pando.life/riroshy/article/38992   https://pando.life/riroshy/article/39303 https://pando.life/riroshy/article/39367 https://pando.life/riroshy/article/39472 https://pando.life/riroshy/article/40132  https://pando.life/riroshy/article/40445  )
筆者は作品の魅力を具体的に「語りたがりがち」なので、アクションRPG に属しかつディズニーファンを呼ぶ最強のRPGを紹介しよう。(あと、そもそも筆者のアクションRPG 経験歴がコマンドRPGと比べて短く深く語れない、という事情もあります)

ゲームのすゝめ 0.2 〜Prologue〜 REMIX HD Edition

かい
りろっしー

ゲームのすゝめ 1.0 〜RPG論〜 コマンドRPG編 Remastered

かい
りろっしー

ゲームのすゝめ 1.5 〜RPG論〜 コマンドRPG編 外伝

かい
りろっしー

ゲームのすゝめ 1.625 〜RPG論〜 コマンドRPG編 外伝

かい
りろっしー

ゲームのすゝめ 1.750 〜RPG論〜 コマンドRPG編 外伝

かい
りろっしー

ゲームのすゝめ 1.875 〜RPG論〜 コマンドRPG編 外伝  【動画多め】

かい
りろっしー

作品はズバリ「キングダムハーツシリーズ」!!!


 なぜこの作品を特にディズニーファンに推すかというと、ずばり、「この作品群は唯一ディズニーキャラが登場する大型ゲーム」であるからだ。

 よく考えてみてほしい。プレイステーションや任天堂の出すゲーム機のディズニー系のソフトはどんな物があるか?そりゃ少しはあるに違いない。でもそれは「大作」と言えるような重厚なストーリー性を孕んではいないだろう。

 そう。「キングダムハーツ」はディズニーキャラが登場する唯一のアクションRPG なのだ!!熱狂的なディズニーファンはこの時点でシリーズの購入を検討するだろう。今ならPS4でシリーズの全作が遊べるので要チェックだ。

 「シリーズ」とつくからには作品がいくつも連なっていることは想像に難くない。以下シリーズを発売順に。

キングダムハーツⅠ→(キングダムハーツは以下略)チェインオブメモリーズ→Ⅱ→358/2days→コーデッド→バースバイスリープ→ドリームドロップディスタンス→ユニオンクロス→Ⅲ→(そして11月発売のメロディーオブメモリーに続く)…

 先に言っておくが、「これら全てがストーリー上欠かせない」ことが重要かつ重大だ。さすがディズニー・スクエニ、続編やシリーズ展開に抜かりはない。

気になる内容について。

 このシリーズの脚本を手掛けるのは「FFⅦ」のストーリー考案もした「野村哲也」さんだ。これを聞いて、「あ」と思った人は鋭い。そう、「キングダムハーツはストーリーが複雑」なのだ。ディズニー作品には基本的にストーリー展開的な複雑さを持つ作品はそう多くないはず(作品の「深さ」とは別)なので、この作品群を知らないディズニーファンにとっては新鮮に違いない。

 主人公は「ソラ」。ディズニーキャラではない。彼がなんやかんやあって離れてしまった幼馴染の「リク」と「カイリ」を探すために、そして彼のもとに現れる「キーブレード」を探していたドナルド・グーフィーが王様(ミッキー)を見つけられるように、様々な世界を旅することになる。

 その様々な世界、というのがいわゆる「ディズニーワールド」だ。一つのワールドには、一つのディズニー映画やアニメ作品の世界観が広がる。懐かしのキャラクターやおなじみのキャラクターが、ソラやドナルド・グーフィー、その他同じワールド内の「身内」と掛け合う姿は映画さながらだ。

 そう、この作品はいわば「ディズニー超クロスオーバー大作」なのである。ディズニー側からの要望で、各ディズニーワールドに属するキャラは他のディズニーワールドのキャラとの関わりが極力抑えられているが(ディズニー側は、クロスオーバーは元作品の世界観を壊しかねない、として認めなかった)、しかし、それでもなお立派なクロスオーバー作品を言えるだけのクオリティだと思う。

どんな作品が「出演」しているか気になるだろう。以下、暫定出演作品。

蒸気船ウィリー 白雪姫 ピノキオ ファンタジア ダンボ バンビ シンデレラ 不思議の国のアリス ピーターパン わんわん物語 眠れる森の美女 101匹ワンちゃん 王様の剣 ジャングル・ブック おしゃれキャット くまのプーさん トロン リトル・マーメイド 美女と野獣 ナイトメア・ビフォア・クリスマス アラジン ライオン・キング トイ・ストーリー ノートルダムの鐘 ヘラクレス ムーラン ターザン モンスターズインク リロ・アンド・スティッチ パイレーツ・オブ・カリビアン ミッキードナルドグーフィーの三銃士 チキン・リトル レミーのおいしいレストラン 塔の上のラプンツェル トロン:レガシー シュガー・ラッシュ アナと雪の女王 ベイマックス FFⅥ FFⅦ FFⅧ FFⅨ FFⅩ FFⅩ−Ⅱ すばらしきこのせかい ワールドオブファイナルファンタジー

「大体」こんなものだ。うーん、多すぎ笑。

特にⅢで登場するワールドは「まじで」映画と変わらない映像なので、見てほしい。
 

(特に感動したワールドの写真、他にもまだたくさんある)

 残念ながら画質が最高なのはⅢだけで、それ以前のシリーズは「発売年代の」ベストクオリティにとどまる。

 そんなことでがっかりされては困る。Ⅲが特別美麗なのは事実。だが、ストーリーの面白さは、Ⅲ保証されている。つまり、ストーリーの濃さ・面白さはシリーズを通して確かに「そこ」にある。

 ストーリーはここで語るにはあまりに複雑なので、少しでも多くのディズニーファンを引き止めるべくミッキーの話をしよう。

 ミッキーはこの作品では「王様」と呼ばれている。あるワールドにあるお城の主なのだ。従者として宮廷魔術師ドナルド、騎士グーフィー、メカニック整備士チップとデール、などが王様のもとについている。物語は、ミッキーが「キーブレードを見つけ出してほしい」という書き置きを残して去ってしったところから始まる。それでドナルド・グーフィーが度に出ることになったわけだ。

 今作品群のミッキー、超かっこいい。いままでのミッキーに対する見方を変えさせられるレベルにカッコいい。特に「KHⅠ」のミッキーの登場の仕方は鳥肌がたった。ディズニーファンの皆さん、この作品群をやっていないのはまじで損だよ。絶対やったほうがいい。

 そして、ソラと行動をともにするドナルド・グーフィーも「いいヤツ」すぎて大好きになった。あれだけ多くの作品でソラとともに冒険する姿を見せられていりゃ、そりゃ感動するわな…。今度ディズニーランドやディズニーシーにいったら、アトラクションばっかじゃなくて、ちゃんとショーも見よう。そういう気持ちにしてくれるほど、その3キャラが映えていた。

 あくまでターゲット(ゲームをプレイしてもらいたい人)はディズニーファンなので、内容面を多く話しているが、ゲームとしても完成度が高い。ディズニーファンに向けた作品なら難易度そうでもないんでしょ?とか思うじゃん?筆者もそうでした。しかし、スタンダードモードでもラスボスで10回くらいリトライしました。筆者はゲームが割と得意な部類ですが、それでも、です。ちゃんと「スクエニ作品」としてのクオリティも保っている素晴らしく濃密なゲームであることが伝わっただろうか。

 そしてディズニー目的で始めた人をいい意味で裏切るのが「キングダムハーツオリジナル」のキャラクターたち。いくらディズニー協賛とはいえ、物語の根幹を担うのは様々なバックグラウンドを持つ「キングダムハーツ」のキャラクターたちだ。

 この「キングダムハーツのキャラ」が織りなす物語が壮大かつ感動的なもので、KHⅠから始まってノンストップだ。一度シリーズを始めたら続きが気になってしょうがない(コードギアスの次回予告レベルで続きが気になる…)。筆者も見事そうなって、一作目を始めてからノンストップで最新作に追いつきました。

 筆者的に嬉しかったのはFF作品のキャラが想像以上に出てきたこと。しかもディズニーキャラと同じようにフルボイスで!!!「KHⅠ」のエンドロール中の映像でクラウドとエアリスが再び出会えたところで思わず泣いてしまったのを思い出して今泣きそうです。

 テーマソング「光」「Passion」「誓い」を手掛けるのはかの有名な「宇多田ヒカル」さんで、これらの楽曲がまた良い。オープニング・エンドロールで流れるのがメインなのだが、まるで映画を見終わったかのような満足感に浸りながらこの楽曲を聴くとその満足感も一入だ。特にⅢまでの作品をプレイした後にⅢのオープニングを見ると、「誓い」のオーケストラバージョンに合わせて今までのソラたちの冒険を振り返る映像に早くも涙すること間違いなし。楽曲も最強!!

 そしてディズニー様様なことに、このシリーズ、終りが見えません笑!つまりずっと追いかけることができるのです!追いかけている作品が完結してしまったときのあの虚無感・大事なものがなくなってしまったかのような感じを味合わずに済むのです!!!!

 もう一度繰り返します。そこのディズニーファン、キングダムハーツをやってくれ。頼むから。この作品群は絶対裏切らないから。あなたもすぐに「キングダムハーツファン」になってるから。

 今までの紹介ほど綿密に内容紹介できませんでしたが、それは筆者の技術力がどうこうというよりディズニーの著作権がどうこうという理由ですからね???

 この記事の目標は、今までキングダムハーツに興味を持っていなかった誰か一人にでも、興味を持ってもらい、ゲームをプレイしてもらうことにある。この記事が、筆者の泥臭い文章が、そんな未来のキングダムハーツを支えるファンを生み出せたら、と切に願っている。

 なんだか物足りなさを感じるが、私の2020五月祭での執筆活動は以上で終了する。この企画を発案するきっかけとなった、邪悪こと某氏には心より感謝申し上げよう。ありがとう!そして筆者の拙い記事を全部読んでくれたそこのキミ!本当にありがとう!!!私の書いた記事がRPGゲーム業界を支える一助取らることを祈ります。

最後は皆さんご一緒に!
せーの、
「No RPG No Life !!!!!!!」
Thank you very much and good luck for your wonderful RPG life