Internet Archive について書いてみる

Internet Archive というサイトがあります。この記事を見ている人の中にも使ったことがある人はいるかもしれません。著作権法について深くは立ち入りません。


Internet Archiveとは:

インターネットアーカイブ(Internet Archive) は、WWWマルチメディア資料のアーカイブ閲覧サービスとして有名なウェイバックマシン (Wayback Machine)を運営している団体である。本部はカリフォルニア州サンフランシスコのリッチモンド地区に置かれている。

アーカイブにはプログラムが自動で、または利用者が手動で収集したウェブページのコピー(ウェブアーカイブ)が混在しており、これは「WWWのスナップショット」と呼ばれる。そのほか、ソフトウェア映画録音データ(音楽バンドなどの許可によるライブ公演の録音も含む)などがある。アーカイブは、それらの資料を無償で提供している。 (Wikipediaより)

利用用途:
上にも書いてある通り現在では見れなくなってしまったWebサイトを「ウェイバックマシン」を利用して見る。また、「Internet Arcade」にアクセスしてMS-DOSゲームを遊ぶこともできる。その他にも、アップロードされた本、書籍、ソフトウェア等を閲覧、あるいはダウンロードすることができる。

注意点:
本来の利用規約は「研究目的に使用すること」である。だが、見れなくなったウェブサイトを見たいなどといった時に、「これ研究目的だから!」などと考える人はおそらく少ないだろうと思われる。ならば、多少の私的利用は許されるのでは、ということになる。利用規約に反しないかどうかの判断は最終的にはユーザー自身の判断に任されていると言える。
この利用規約はアメリカのフェアユースという決まりからきているものだと思われる。公開されたMS-DOSなどのゲームは販売が終了、市場に出回っていない、などの理由で市場に与える影響が少ないとされたと考えられる。だが、適当に検索すれば分かる通り、Windowsのisoイメージだったりが転がっているというのもまた事実である。利用は自己責任ということらしい。ただ違法なファイルは(一応)削除される(ことになっている)のでそこまで心配する必要はないと思うが。

(上:暇な人がwiiのゲームをコレクションしたそうです…ゲームの研究に必要なんですかねぇ(白目))

最後に:
「レポート作成とかでこのサイトが見たい。でもサイトが閉じちゃって見れない!」という時に有用なこのサイト。一度使って見てはどうだろうか。ただし利用して損害を負ったとしても自己責任なのでご注意を。