私の人生観と趣味（こびけんアカデミー：分家）

初めまして。こびけん建築パートの三好です。私はこういう文章を書くのが大の苦手でして手短に。

人生何が起こるかわからない、ということを私はここ数年で強く感じました。私は一昨年大学受験に失敗して浪人生活を送っていました。そんなある日、急に息切れや痛みが出てきました。数日様子を見ても治らず病院に行くと〝良性の腫瘍″と医者に言われました。良性とはいえ腫瘍と言われるともうその時は頭が真っ白になりました。その晩はありとあらゆる神様や仏様、ご先祖様にも祈り続けてしまいました。

翌日、紹介された病院で検査を受けると腫瘍は誤診だったらしく結果は肺気胸でした。それでも一週間チューブに繋ぎっぱなしの入院が必要でした。その一週間の入院で受験からも少し距離を置き、いろいろなことを考えました。人生何が急に起こり、それがどんな結果になるのか誰にもわからないこと。当たり前のことがどれほどありがたいことなのか。だからこそ一度きりの人生をしっかり生きる。そんなことを考えていました。

肺は無事回復して受験もなんとか乗り切ることができました。さあ次は大学生活です。初の一人暮らし、浪人していることもあり知り合いはまずいない。いろんな不安が最初はありました。そこで重要になってくるのがサークルです。自分と似たような人が近くにいる、それだけで安心しますからね。ただ私はビビりなのでサークルの勧誘を怖くて避け回っていました。しかし入学してしばらく経ち、さすがに何かには入らないといけないとは思っていました。そこで適当に渡されたビラを1枚取りました。それが古美術研究会だったのです。

もともと私は京都も歴史も好きだったのでこれは何かのご縁だと思い入会しました。そしたらそれは大正解でした。別によいしょしているわけではないですよ。自分的には本当に正解でした。先輩に悪い人はおらず、みんな面白い人達、同回生もとても個性的で親しみやすい。今まで会った人達の中で最高の人たちです。もし私が浪人せず、他の大学を選んでいたら先輩達には会えなかったでしょう。こういったことも何が起こるかわからないと考える理由の一つです。

そして、サークルの先輩の影響もありますが、病院でも考えたように人生一度きり、何が起こるかわからないので、訪れた場所や出会った人などなるべく写真に収めていこう考え始めました。そうしているうちに私は写真を撮ることが好きになっていきました。

今年はコロナの流行で大変なことなりました。まさか自分が生きている間にこんなことが起こるのかと思いました。人生何が起こるか本当にわかりませんね。そういった時でもしっかり生きていきます。

書いてみると意外と長くなるもんですね笑