こんにちは、建築パートのNEOです。
はじめに、私は自粛生活の影響で随分体たらくな生活を送っておりました。食っては寝て、食っては寝ての繰り返しで何もしてなかったのです。しかし、ある日そんな生活に別れを告げる時がやってくるのです。それは6キロ太ったことがきっかけでした。さすがにマズいと思ったのでしょう。今では、毎日お散歩、ウォーキングをするようになったのです。
そこで今回は京福電気鉄道嵐山線(通称:嵐電)沿いをお散歩したいと思います。
嵐電(らんでん)とは京都の西側を走るかわいらしい鉄道(路面電車)です。嵐電には繁華街である四条大宮から観光地・嵐山までを結ぶ嵐山本線と北野白梅町から帷子ノ辻までを結ぶ北野線があります。嵐電の持つ愛くるしい姿は市民から観光客まで多くの人々に親しまれています。
今回は北野白梅町から嵐山まで、大体7キロくらいのお散歩をします。長い道のりと梅雨空、そして熱気に格闘する私の勇姿をどうか最後までご覧ください。
①北野白梅町駅
嵐電北野線の始発駅。最近駅舎を改装し、綺麗になりました。ちょっと歩けば菅原道真をお祀りする北野天満宮があります。
時刻は16時25分、スタート!
ここから嵐山までを目指します。
どれくらいかかるのかまるで検討つきませんが頑張ります!
嵐電とすれ違いました!
②等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅
名前の通り本学、立命館大学の最寄り駅。しかし、学生の利用率は低いような気がします。今年、等持院駅から改称し、日本で一番、文字数と音読数が多い駅となりました。
あれ、なんとここで雨が降ってきてしまいました。今年の梅雨明けは大分遅かったですもんね。ボロボロの折りたたみ傘の出番です。
③龍安寺駅
石庭が有名な龍安寺の最寄り駅です。龍安寺は大学の空きコマに拝観できますね。
ここで、歩くお供に音楽が聴きたくなったので、右耳にイヤフォンを。やっぱり、夏はサザンオールスターズですよね!サザンは私の人生の生きがいです。
④妙心寺駅
超巨大寺院、妙心寺の最寄り駅です。妙心寺では自転車や車が当たり前のように通過しているので驚きです。
⑤御室仁和寺駅
別名御室御所とも呼ばれる仁和寺の最寄り駅です。近くの双ヶ丘という小高い丘から仁和寺の伽藍が一望できます。
ここで音楽を杉山清貴&オメガトライブに。これも夏にピッタリなナンバーです。
⑥宇多野駅~⑦鳴滝駅
両駅間はソメイヨシノの桜並木となっており、お花見シーズンは徐行運転がされる模様です。桜の写真を持っていないのが悔やまれます(泣)。
しばらく歩いていると、遠くの方で雷が聞こえました。神が私の行く手を止めようとしているのでしょうか。かなり大きかったので心配になりましたが、とりあえず帷子ノ辻駅までは目指したいところです!
⑧常盤駅
丸太町通りに面した場所にあります。ちょっとだけ栄えています。特に映えません。
ずっと歩いていると、喉が渇いてきました。マスクをしていると、特に喉が渇きやすいんですよね。ここで愛しのスコールの出番です。1人で乾杯しエネルギーチャージをします。
夏は炭酸がサイコーにうまいです。
⑨撮影所前駅
2016年に開業した比較的新しい駅です。東映京都撮影所が近くにあります。ここにいれば有名人に会えるかも・・・
ここで、音楽を私が激オシしているビリージョエルにします。私はけっこう昔の音楽を聴くので50代から60代のオジサマと話しが合います。
⑩帷子ノ辻駅
北野線の終点で、嵐山本線に合流します。周辺には銀行やスーパー、飲食店などがあり商店が目立ちます。
このころにはすでに雨はおさまりました。ということで嵐山まで目指せますね。梅雨は天候が変わりやすくて困ったものです。
⑪有栖川駅
近くに京都バスの車庫があったり、スーパー銭湯「天山の湯」があります。「天山の湯」は連日観光客や地元住民の方々で賑わってるようです。(私は入ったことがありませんが)
ここでよりエネルギーを発揮するために、音楽をブラスロックの金字塔、シカゴにします。50年くらい前の曲ですが今でも色褪せることなく輝いています。なんか体が軽くなった気がしてきました。
⑫車折神社駅
車折神社の境内には芸能神社があるため、芸能人がよく訪れているようです。バラエティ番組のロケもよくされているイメージがあります。
さあ、ここまで来ると目的地・嵐山もかなり近くになります。気持ちを高ぶらせて、一歩一歩進みます。
⑬鹿王院駅
足利義満が創建した鹿王院の最寄り駅です。
ここで音楽を1970年代にヒットしたギルバートオサリバンに。音楽室の肖像画にありそうな風貌の持ち主ですが、彼の曲には疲れた体を癒やしてくれるビタミンがあります。
⑭嵐電嵯峨駅
もうほぼ嵐山といった感じです。カーナビがあれば、目的地周辺だと言ってくれるでしょう。
⑮嵐山駅
ゴール。やったー、長い旅でした。時刻は18時35分。2時間ちょっとかかりましたね。
いやー、疲れました。誰かこの私を褒めてください。
嵐山は時間が遅いのか、それともコロナウイルスの影響なのか、人はまばらな印象でした。最後に渡月橋でも撮影しましょう。お疲れ様でした。
さあ、テレサ・テンでも聞きながら帰るとしますか。ここまで私のお散歩(長文)にお付き合いいただきありがとうございました。以上、実は一度も嵐電に乗ったことがないNEOがお送りしました(驚)