なんか熱く書いちゃったけど卒業したくねーなー


お久しぶりです。ルート0のテンセイです。頭の中で浮かんでは消えていくさまざまな思いを整理して書き出す場所が欲しかったので、数ヶ月ぶりにこのブログを動かしました。誰か気付くかな?最初に気がついた人連絡ください笑

さて、先日ですが、劇団ルート0の母体である演劇サークル『劇団WARBLER』での卒業公演が無事に閉幕を迎えました。稽古は8月から始まり、約1ヶ月足らずで作り上げた公演だったんですけど、いやーーー楽しかった。『アマノイワト』以来の演劇でしたが、大人数で一つのものを作り上げることの、なんと素晴らしいことか。

今回は卒業公演にもかかわらず沢山の後輩が参加してくれました。初めてワーブラーの公園に参加する1年生も来てくれたおかげで新鮮な雰囲気が生まれて、入り期間は絶えず賑やかで色彩豊かでした。元々口下手で人と話すことに疲れやすい自分でも、やっぱり仲間に囲まれている時間が好きなんだなぁと改めて分かりました。

この4年間で、何をするにしても仲間と居る時間が何よりも好きなんだと気付いたんですけど、やはり「演劇」というものにはその仲間との結束を強める魔法のような力があるんだと思いました。
なぜ演劇にはそのような力があるのか。それは、どんな人でもそれぞれの特技や好きなことを活かして活躍できるからだと思うのです。役者、音照、衣装小道具、舞台美術など、適材適所でそれぞれの能力を遺憾なく発揮できる。体の大きさや技術量なんて関係ない。仲間内で不仲になるほど競い合うこともない。男女両性が協力して取り組むことができる。この3つの点において、演劇はスポーツよりも「仲間との結束を強める力」が強いと考えました。なんとなく始めた演劇に、これほどまでの力があったとは!

大学という大切な四年間で、役者を経験することで、自分は成長することができました。大きな声が出るようになった。滑舌も良くなった。表情が豊かになった。人前で堂々とすることができるようになった。自分の体や姿勢の癖を知り、意識できるようになった。

役者の経験による成長だけではありません。大切にしたいと思える居場所を得たことで、人間関係を維持する責任感と協調性を覚えた。みんなで楽しみたい。高め合いたい。この想いが、みんながよく自分に言ってくれる「テンセイの愛と情熱」を生んだのだと思います。

このようにワーブラーからもらった色んな成長や、ワーブラーで得た仲間、仲間と一緒に居た時間は、これからの自分の人生を豊かにするかけがえのない財産だと思います。次のステージでも、開心見誠で人を大切に、愛と情熱を遺憾なく発揮して仲間の役に立ちます!

ありがとう、ワーブラー!!

そして、ルート0はこれからもずっと歩いていける!また一緒に舞台を作ろーねェ。