マスダテクノ社とのヒアリングにて

 先日マスダテクノ社の社長である桝田義高さん(以下、桝田さん)とお話しさせていただきました。その時のお話等を以下に書いていきます。初投稿ですがよろしくお願いします。

             1.マスダテクノってどんな会社?

             2.桝田さんの失敗談とその乗り越え

             3.私が感じたこと

 

   1.マスダテクノってどんな会社

 「マスダテクノ」という会社は静岡県磐田市にある、いわゆる町工場です。主に塗装を行っており、その中でも特殊な粉体塗装を導入しています。それにより、今まであまり向かなかった塗装も可能となったそうです。そして、この会社の特徴はものづくりに対する熱意と丁寧さです。今回は、そのマスダテクノ社が作ったコロナ対策グッズ「FRENDE e-ra」を機にお話をさせていただきました。

 

    2.桝田さんの失敗談とその乗り越え

 桝田さんの失敗のほとんどは契約に関することでした。まず、起業当時から順調に進むと思われていた他社との契約があと少しというところ、横槍が入りすべての契約が水の泡になってしまったということ。他にも、他社と連携して取り組んでいた企画で相手側の企業から裏切られたということ。これらの失敗の原因の共通点として、しっかりと紙面上の契約を結んでいなかったということがあったそうです。桝田さん曰く「先を見過ぎていては、手元を見失う」と。

 では、どのようにしてそのような事態を乗り越えたのでしょうか。それは支えてくれる人がいたからというのが一番の要因だそうです。先の失敗により自己破産寸前まで追い込まれるほどの借金を背負いました。しかし、妻に「もう一回会社を見直そう」と言われ再び鉄鋼屋としてやり直し、今に至るそうです。桝田さんの一番好きな言葉は「ありがとう」。そのような状況を通じて、その言葉の深さや人に感謝することの大切さをより一層感じたそうです。

 

   3.私が感じたこと

 今回のヒアリングで技術的なことや製品の製造過程など教えていただきましたが、やはり最も印象的なのは、協力と感謝の話でした。もし、あなたがあるプロジェクトで成功したとしましょう。それはすべて一人でなし得たことでしょうか?そのようなことはほとんどないでしょう。どこかしら、誰かにささえられているはずです。このサークルの中でも様々な人と協力していく場面があると思います。その時は、「ありがとう」を胸に刻み活動していきます。

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