競合調査をしてみて

突然ですが一年間に何店美容室がオープンすると思いますか?

 正解は、なんと一年に一万店ものお店がオープンしています!

 たしかに街を歩くといたるところに美容室がありますよね。それほど市場が過密しているということです。

 そのため、今まで以上に他社との違いについて考える必要があるでしょう。

 そうした背景の中で、本日は秀實社が支援する美容業界の競合他社についてリサーチしましたが、これが非常に難しい作業でした。

 例えば、対象企業の近隣の美容室を調査し、基本情報を羅列することは可能ですが、情報に価値は無いでしょう。

 今回はあくまで競合他社という条件なので、同じ美容室というくくりでもサービス内容や立地が大きくかけ離れている場合や値段に差がありすぎる1000円カットなど顧客層がちがうものは含めてはいけません。

 そこで私はそれをはっきり区別するためにも、はっきりと基準を設けることにしました。

 その理由は、無数にある美容室の中から競合するものだけを選ぶのには明確の基準が必要だからです。

 ですがこの基準設定が非常に難しい!!

私は企画などを作る際に、「妄想」を大切にしています。

今回もその美容室を利用する顧客になったつもりで妄想を繰り広げたのですが、如何せん場所が熊本県ということもあり、土地勘がないため全然妄想できませんでした。

 原因は熊本を知らないためであるため、少し遠回りですが熊本について学ぶことにしました。それを踏まえて気づいたことは、東京と違って地元の人たちは美容室に車でいくこと。美容室に駐車場があるのは当たり前です。

そういう知識を深めるうちに作業効率も上がっていき、何とか指定の時間内に終わらせることができました。

 「知は力なり」を身をもって体験した気がします(笑)