私たちが企画した感謝状プロジェクトについて

活動報告として、今回はsharehealthが企画した「聖路加国際病院で働く皆さんにルカ生からの感謝状♡」プロジェクトについてお話ししたいと思います!

※ルカ生とは「聖路加国際大学の学生」の略です。笑

先日、「情熱大陸」という番組に感染管理の専門家である聖路加国際病院の坂本史衣先生が出演されました。番組では、ほんの一部ですが病院の大変な状況が取り上げられていました。自分も感染するかもしれない不安の中、院内感染と医療崩壊を防ぐために極限まで神経を使いながら、皆で協力しあい、工夫を凝らし、ひとりひとりの患者さんに向き合う…。緊張と苦悩下で日々最前線で闘っておられる医療従事者の方々へ感謝のエールを送りたいと思い、私達はこのプロジェクトを企画しました。

内容としては、学部生や先生方に手描きのハートを写真に撮って送ってもらい、それを一つのポスターにまとめ印刷するというものでした。またその他にも感謝の気持ちを綴った動画を作成しました。

最終的に100人以上の方からハートを頂き、動画も綺麗に完成しました。ルカ生のみんなの気持ちが同じ方向に向いたと感じました。

内容としては、学部生や先生方に手描きのハートを写真に撮って送ってもらい、それを一つのポスターにまとめ印刷するというものでした。またその他にも感謝の気持ちを綴った動画を作成しました。最終的に100人以上の方からハートを頂き、動画も綺麗に完成しました。ルカ生のみんなの気持ちが同じ方向に向いたと感じました。

ですが、結果としてこれらは病院には送らない方針となりました。「学生からのメッセージを見て、軽い気持ちで贈られたものだと感じる方がいるかも知れない」というご指摘を頂いたからです。

それを聞いて、確かに、命をかけて働いてくださっている方々に「ありがとうございます」や「お疲れ様です」などの言葉をかけるのは少し(軽すぎて)失礼かもしれない思い直しました。私たちは、「自分たちに何ができるか」という思いだけで一心に企画してしまい、肝心の「相手の気持ち」への配慮が足りなかったのかな、と今となれば思っています。

病院の皆さんに直接送ることはなくなりましたが、今回のプロジェクトから大切なことを改めて学んだように思います。「何事も相手が本当に必要としているのか、自分たちの思いの押し付けになっていないかを立ち止まって考える。」この大切な学びを忘れることなく、今後に活かしていこうと思います。