健康は、その人を取り巻く社会と深く関わっています。健康問題の原因にはさまざまな社会背景があり、健康が社会に与える大きい。人間が幸福感を感じる要因の上位には健康があるという調査もある。私たちは健康問題の解決はその社会にポジティブな影響を与え、他の社会問題解決の糸口になるのではないかと考えます。しかしそれは同時に、医療や保健の知識、その専門職だけでは解決できないということを意味するのではないか。だから未来の医療者となる私たちは、社会を学び、健康を取り巻く社会問題を知る。そして健康問題と向き合う際に、活かしていく必要があるのではないか。また社会に生きる人には健康や医療について知ってもらい、関心を持ってもらう必要がある。つまり、健康と社会の相互作用を起こすこと、それが健康問題解決への第一歩となるのではないかと考えています。
また私たちは、健康とは、その主体になる人間によってそれぞれその定義が異なるのではないかと考えています。私たちが目指す健康は、問題を抱える人が理想とする健康像を手に入れることにあると考えています。
そこでShare Healthは、看護学生という、社会に生きる市民と医療者の間の立場から、健康と社会の相互作用を起こすことによって、健康に生きられる人が少しでも増えることを目的として活動していきます。
私たちの掲げるミッション
①健康と社会の相互作用を起こす
②発展途上中の学生として成長し続ける
③市民と医療者の中間の立場で考える
④健康とは何かを問い続ける
⑤自分たちに救える世界、救える人があるなら行動する
⑥何か思いを持つ人の原動力になること
⑦自分の目で確かめること