私には目指す社会があります。それは「みんなが自分らしく、個性を出して、お互いにそれを認めえある社会」です!そのための1つとして、学校の校則をもっと緩くすること、制服と私服を選択できるようにしたいです。校則を緩くというのはピアスok、髪染めok、化粧ok、アクセサリーokなどです。これを思うようになったのには様々な体験があります。包み隠さず幼少期から今までをお話します。
まずは幼少期です。自分でいうのもなんですが、小さい頃は周りにちやほやされて育ちました。可愛いかわいいと言われ続けました。おかげで小学校に入ったときは謎の自信を持っていました(苦笑)
そしてそんな自信を持って入った小学校で私は友達と外で遊ぶのが大好きでした。日焼けしやすい体質もあり、真っ黒に焼けていました。色んな人にまっくろくろすけだの黒人だのアンパンマンだの色々なことをいわれました。やはり白い肌の方が可愛くて良いという世間のイメージから私は徐々に自信を失っていきました。同時にみんなの共通の可愛い子像になることが、良いことだと思い始めました。そして小学6年生になるころには友達同士でファッションの話をするようになりました。私には雑誌に載っている流行がすべてで周りの人にもそれを押し付けてしまっていました。
そんな調子で中学生になり、もっとみんながファッションに興味を持ち始めました。みんな肌が白くて、黒髪ストレート、細身に憧れました。日焼けしやすく、癖毛で、決して痩せ型ではなかった私はその差に悩みました。特に制服を着ていると体型がわかりやすく、見た目に差がなくなるような校則でみんなの理想像は絶対的なものになっていき、自分も自分らしさを出せる状況でもなく、その重要性もわかっていませんでした。友達と自分を比べ、今だから言えることですがどこかで流行に乗っていない人を見下してたときもありました。
ですが、あるとき見始めたYouTubeのチャンネルで徐々に私の中の考えが今までと変わってきました。それはVOGUEという雑誌のチャンネルです。ここでは世界の奇抜で斬新でクリエイティブなファッション、メイクをする人がたくさん紹介されています。ここで出ている方たちは私の周りの世界では考えられないような人たちばかりでした。ここで出ている方はみなさん自分らしくいたし、だからこそ自信に満ち溢れていたし、楽しそうでした。そしてみなさん個性を出すことの重要性を訴えていました。そこで私は、みんなの理想像にならなくてもいいと感じることができました。そこからは他の人と違っても自分を受け入れることができるようになったし、流行を追わないようになりました。その後もVOGUEのYouTubeチャンネルはもちろん、インスタグラムなどで様々な価値観、表現を知っていきました。
しかし友達には自分の容姿に否定的な人や、自分の個性を知らない人が多いように感じます。実際に友達から学校の校則をもっと緩くしたいという声や、自分は太っている、ブスだという話を聞きます。
このような体験から今の価値観ができましたが、現実の私がいる世界ではそこまで個性は出せず、自分らしさも重要視されいません。目立つ格好をすると、いろいろなことを言われることもあります。なので私は「みんなが自分らしく、個性を出して、お互いにそれを認めえある社会」を作りたいのです!