なんでインド・ダージリンなの?

Smiles Productionに所属しているなかでよく聞かれる質問の一つに、
「なんでインドで活動しているの?」「なんでダージリンなの?」
というものがあります。

Smiles Production の活動は、かつてダージリンを旅行で訪れたある学生(後のSmiles Productionの創設者)が、現地で見た貧困の状況を、「ダージリンティー」という世界的に有名な商品を使って資金を集め、改善できないか、と思ったのがきっかけで始まりました。

しかし、私たちがダージリンで支援をする理由は他にもあります。

ダージリンには、地理的要因による人身売買のリスクが存在しているからです。
あまり知られていないことかもしれませんが、
インドは世界でも有数の、人身売買送出国・受入国・中継国です。

ダージリンはネパールの国境に近くに位置する街です。
そして、インドとネパールとの間の国境は「オープン・ボーダー」と呼ばれ、パスポートやビザなしで人が行き来することができます。

このオープン・ボーダーの存在により、ネパールから貧しさなどが原因で人身取引に巻き込まれた人が、人身取引のバイヤーに連れられて、インドにやってくるのです。
毎年、1万2000人以上のネパール人の子どもが人身取引で連れられてきていると言います。

Smiles Productionがダージリンで支援している子どもたちは貧困層の家庭出身であり、学校をドロップアウトしてしまうギリギリのラインの生活をしてしまいます。
この子どもたちが貧困が原因で学校へ行かなくなると、日中に大人の目を離れる時間が生じ、人身取引のバイヤーと接触してしまうリスクが存在しているのです。

Smiles Productionは、教育を通じてインドの子どもたちが「自分らしい生き方への挑戦」をするのをサポートするだけでなく、子どもたちを人身売買のバイヤーから守っています。


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