「路上生活者は自分とは遠い存在だ。」この活動をする前は、そのように思っていました。恐らく多くの人もそのように考えていると思います。しかし現実は、私たちに違いは全くありません。彼らはなりたくてなったわけではありません。
実際にお会いした方の中には有名大学を卒業後、仕事をしていましたが、ある日突然路上生活者になってしまった方もいました。私たちには違いがないにも関わらず、現在の私たちは無意識の内に彼らを排除していませんか?
現状として、国内の路上生活者は減少傾向です。一見解決に向かっている様に思われるかもしれませんが、より彼らに対する関心を見失う危険性を抱えています。
そのため私たちは活動しています。路上生活者の方々に対話を重ね続け、彼らに対する理解を深めると共に、学生だからできる活動を行なっていきます。