初めまして、てくねこ

初めまして、てくねこメンバーの八木です。今日は私とてくねことの出会いの話をしたいと思います。

私がてくねこと出会ったのは今年の10月のこと。私と同じくダンスサークルの体験に来ていた、現てくねこメンバーでもあるもりちゃんから猫部のことを聞いたことがきっかけでした。

初めて「猫部」という単語を耳にした私は、正直どんな活動をする団体なのかが全く想像できませんでした。猫好きが集まる部活?いやでも一体何するの?と。興味を惹かれた私は、猫部が毎日しているというキャンパス内のパトロールに参加することにしました。そしてそのパトロールに参加した私は、その場で入部を決めることになったのです。

もともと私は、飼い主のいない猫を2回引き取った経験があります。1回目は保健所から、2回目は高齢者の家で増えてしまった子猫を保護したという母の知人から。大学生になり、買い物をしていた私は保健所の飼い主募集のポスターを見つけ、何か自分に出来ることはないかと悩みました。しかし、大学の寮に住み収入もない私には動物を引き取ることはおろか、猫を保護するような団体にペットフードの寄付をすることすらできないことは分かりきっていました。結局社会人になるまで私に出来ることは何もないのかと思っていたところに現れたのがてくねこです。

パトロールに参加した際、TNRのこと、どのような考えでTNRを行っているのか、てくねこが目指す未来など様々なことを教えてもらいました。てくねこの活動は、まさに私がしたいと思っていたことそのものでした。

私がてくねこと出会った時、てくねこは大学から承認すらされていない、生まれたてほやほやで出来ることも本当に限られている団体でした。正直今もそれはあまり変わりませんが、てくねことして1つずつ実績を重ね、てくねこを知っている人、てくねこを応援してくれる人が増えていくのを実感できることをメンバーとして嬉しく思います。