チビワレの手術 1/12

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遅ればせながら、投稿させていただきます🙇‍♂️

今年1回目のTNRはチビワレ(メス)でした🐱

夜から朝にかけて慎重に捕獲し、病院へ連れて行きました。

この日病院では、25匹もの野良猫が一斉手術を受けることになっていて、スタッフの方々も朝から迅速かつ丁寧に手術を進めていました。

部員も不妊手術に立ち会い、真剣な獣医療現場の雰囲気を肌で感じ、改めてTNRの必要性を実感することができました。

普段から見回りを行ううちにようやく仲良くなれてきたチビワレに、捕獲、手術と、怖い思いをさせることは本当にかわいそうで心苦しいことでした。

実は、このチビワレは1月に公園の前の道路で車に轢かれ亡くなってしまいました。

公園に餌を食べにやってくる猫は皆、公園に寝床があるわけではなく、各々が近辺の森に住んでいて、チビワレもそのうちの1匹でした。どうやらその日、朝ご飯を食べに道路を渡ってきた際に車に跳ねられたものと思われます。

共に日々を過ごしてきた地域猫が不慮の事故で亡くなるのは、猫保護活動を行っている私たちにとって、この上なく悲しいことです。

ですが、地域猫も野生の猫です。猫保護とは、こういう瞬間も可能性としてあるということ、受け入れて次に目を向けなければいけないことは覚悟の上の活動です。

今後同じことが起きる可能性を減らすべく、例の道路脇に車への徐行をお願いする看板を立てる等、部内で対策を検討しています。

人と猫の共生を目指す上で、こうして辛いことから目を逸らさず、敢えて乗り越えていかなければいけないということを心に刻んで、これからもてくねこは一歩ずつ前に進んで参ります。