7月23日 授業レポート

こんにちは!学生講師の後藤あかねです。
いや~毎日暑いですね🥵
涼を求めて海の画像を引っ張ってきました笑
皆さんはこの夏、何をして過ごしますか?
私はというと…先日の京都1人旅が楽しかったので、今度はまた違う場所に行きたいな~なんて考えています🙌

さて、今回は7月23日の授業で感じたことをシェアしたいと思います!

2:1の授業
今回は、小学6年生の男子2名を講師1名(後藤)で見るという授業形態でした。
1人は、計算が早く理解度高めのA君。
そしてもう1人は、受け答えが得意なB君。

当初、A君から「答え言わなきゃだめ?間違っていたら嫌だな。」という発言があり、自分以外の生徒がいる状況に抵抗を感じている様子がありました。
ところが、しっかりとリアクションをするB君に感化されたのでしょうか?
授業後半になるにつれてA君の反応が良くなっていったのです。
講師の問いかけに対して、「ここまでは理解できたけどここから先が分からない」「今、この問題を解いている」など自分の思考や状況を言語化できていました。

一方、これまでのB君は講師とのコミュニケーションをしっかり取れる分、分からない問題があった際には講師に対して直ぐに解説を頼む傾向がありました。
しかし今回のB君は、講師がA君の勉強を見ている間、自らの頭で考え問題を進めてくれました。
1人で勉強しないといけない状況がそうさせた、と言えばそうなのですが、B君のこうした対応は、粘り強く問題を解き直すA君に影響されたという見方もできます。

このように、A君とBくんは同じ教室で勉強を進める中で互いに良い影響を与え、受け取っているように感じました。

見る意識 / 見られる意識
余談ですが、私は日本舞踊を習っています。
稽古場では自分の稽古の前後に他の人の稽古を見ることができるのですが、
その際に学ぶことは沢山あります。

例えば…
「自分では腰を落としているつもりでも、お客さんから見ると棒立ちに見える!もっと腰を落とさなきゃダメだな。」
「あの人の目線の使い方、素敵だな。真似してみよう!」
などなど。

このように、「自分」以外の「誰か」を観察することは、沢山の発見をもたらしてくれます。
そうした発見を自分に置き換えて考えることできれば、自分の成長へと繋げることができるかもしれません。

反対に、「自分」が「誰か」に見られている状況ではどうでしょうか?
先ほどの例でいうと、もちろん私の稽古を誰かが見るというシチュエーションも生まれます。


その際には、
「うわ!○○さん/××先生に見られてる!」という緊張感と、
「私のことを見てくれている!手を抜かずに頑張ろう!」という意欲の両方を感じるのです。

最後に
このように、誰かを「見る意識」と誰かから「見られる意識」を持つことは、様々な影響をもたらします。
もちろん、誰もが良い影響を受けるとは限りません。
見られている意識から強いプレッシャーを感じてしまう人、自分の想いを上手く伝えられなくなってしまう人もいるでしょう。
一方、2:1授業が生徒の成長を助ける手段となる可能性も大いに考えられます。
生徒の性格を踏まえながら今後も活用・発展させていけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の記事もお楽しみに~


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