この前、母校に行ってきました。
私、小学校はほぼ皆勤賞、中学校も皆勤賞、中学3年間は塾に通い、部活や委員会などの活動も積極的に頑張り、人の前に立つ仕事もいろいろやっていました。でも、高校ではなーーーーーーんにも頑張りませんでした。高校受験、成績が伸び悩み、ずっと目指していた第一志望の高校を諦めて第二志望の高校に入学。第二志望で入った高校は、課題が多くて校則も厳しい、お堅い高校で有名でした。すぐに勉強についていけなくなり、授業中寝る、課題も出さない、たまに学校ずる休み、何も努力しない・できない自分が嫌いでした。私はもともと「先生」という生き物が苦手で、自分から先生に話しかけることは苦手だったし、あちらから話しかけられることも苦手でした。それが授業中は寝る、課題は出さないという後ろめたさからもっと先生のことが苦手になりました。自業自得です。先生のことが苦手すぎて、高校を卒業してから1年間、母校を訪問したことはありませんでした。ずっと訪問する気もありませんでした。しかし!STPの自分の目標(前回の記事を読んでいただけると嬉しいです)三つ目を達成するためには、なんとしても母校を訪問し、先生に話をしてアポを取らなくてはなりません。そこで意を決して、この前行ってきました。STPの話をした先生4人のうち、2人手応えがありました。本当は1人目で話が通ると思っていたのに、「がんばれ!」と応援されただけ。2人目も同じ。3人目でやっと前向きな回答をもらえました。3人目に話した先生は私が母校で1、2を争う苦手な先生。それでもなんとしてでも今日、報告会の話を実現させる糸口を見つけなければならないと思ったので、勢いに任せて頑張って話しました。そうしたらすごく賛同してくれて、連絡先まで教えてくれました。4人目に話した先生も、他の先生と掛け合ってくれると言いました。学校を出た時、
私!よくやった!やり切った!
ってすごく嬉しかったです。今までずっと「先生」が苦手で、できるだけ印象の薄い生徒でいたくて、簡単な質問も聞きに行くことができなくて、職員室に入ることさえ嫌だったのに、今日!私は!自分から先生に話しかけて!自分の近況を報告して!自分のやりたいことを話した!すごい!私すごい!成長〜〜〜!ってすごく嬉しかったのです。小さなことかもしれないけど、私にとっては大きな成長でした。
こうやって日々自分の成長を感じて、自分でびっくりして、自分で褒めてます。自分が成長してるのを自分で感じられるのが嬉しいのです。あんなに努力できない自分が嫌いだったのに、今は結構自分のことが好きです。
そういうのを、STPのボランティアに参加して、みんなに感じて欲しいなあ。みんなもっと、自分のことを好きになって欲しい。そう思いながら、STPの運営を頑張ってます。
Step to Peace 2020
静岡文化芸術大学 文化政策学部 国際文化学科 2年
しあり