「おれは合コンでサラダを取り分けたい」

合コン
合同コンパの略称。様々な人が、出会いを求めて設ける飲み会の席のこと。
みなさんは、合コン、したことありますか?

初対面、もしくは知り合って間もない人との食事って、緊張するとともに、そこでしか味わえない気持ちの高ぶりというか、根拠のない期待というか、そういうものがある気がします。

サラダを取り分けるやつはモテない

そんな合コンの場において、まことしやかに囁かれている通説があります。ズバリ「合コンでサラダを取り分けるやつはモテない」という説です。

あざとい、でしゃばり、アピールがしんどい、目立ちたがり…などなど、世間ではマイナスなイメージが結構あるみたいです。

サラダを配る人に対して、なにを感じようが個人の自由です。いろんな意見があると思いますが、僕は、サラダを配る側の人間でありたいと思っています。その理由をご紹介していきます。
1. 質問から話を広げられるから
合コンのような場所では、話を広げることはとても重要です。自分がサラダの取り分け役になることで、会話を広げることができます。例えば…

「好きな野菜、嫌いな野菜ある?」
→好きになった経緯、嫌いなところ、などに広げられる

「ぶっちゃけサラダ配るやつってどう思う?」
→相手の価値観に触れられる

このような問いかけによって、あなたのことを知りたいんだ!という熱い想いを間接的に伝えられますね。
2.  全員と意見を共有できるから
サラダは、一人に対して取り分けるものではありません。その場にいる全員に、偏りなく配られるべきものです。

その過程において、全員とコミュニケーションをとることができます。

さらに、ひとりひとりに自分の意見を話してもらう環境を作ることで、参加者同士の相互理解にもつながります。会話の種を蒔いてくれる人がその場ひとりでもいたら、安心しますよね。
3. 次の行動に繋がるから
自分がサラダを取り分けていれば、次の注文でポテトやから揚げ、だし巻き卵が届いたときに、他の誰かが、こう言ってくれるかもしれません。

「次は私がやるよ!」

そんなふうに言ってくれたら、ちょっとうれしいですよね。

自分が主体的にその場に参加することは、他の参加者を巻き込み、全体の雰囲気をより良いものにすることに繋がります。

そういう環境で食事をすることができたら、話も自然と盛り上がることでしょう。

合コンサラダ配りとファシリテーション

ここまで、合コンでサラダを配りたい理由について紹介してきましたが、これを突き詰めていくと、こんな結論にたどり着きます。
合コンでサラダを取り分けることは、ファシリテーションである
僕がサラダを取り分けたい理由として取り上げた

  1. 質問から話を広げること
  2. 全員と意見を共有すること
  3. 次の行動を決定すること
この3つは、参加者全員に、議題に対する意見を問いかけ次の行動を促していくファシリテーションにおいて、重要なことです。

参加者のために働きかけ、次の行動を決定する。
質問し、互いの意見や価値観を知り、次会う予定を決める。

合コンとファシリは、流れがほぼ同じなんですね。びっくりです。最初は合コンの話をしてただけなのに!

上であげた流れに乗るためにはどんな行動が必要かなんでしょうか?そうですね。

「サラダを取り分ける」ことです。

ぜひ、サラダを全員に取り分けるつもりで、ファシリテーションを実践していってほしいです。

全員の意見を共有し、決定し、次の行動を考えていく。その実践のためには、合コンに参加することが最も効率的なのかもしれませんね。

みなさんのファシリテーションスキルの向上と、よりよい合コンライフを応援しています📣

…という、合コン未経験による、合コンのすゝめでした。

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