あなたの夢は?

私の所属している西南学院大学硬式野球部では、毎週土日に「zoom」というアプリを活用してミーティングを行っている。時間にして1時間足らず。その時間で各部員が様々なお題に対して30秒以内でプレゼンを行うというもの。

今週のお題は「自分の夢」について。

他の部員がどのような夢を語るのか、気になっていたのだが思った以上に「チームとしての夢」を語っており非常に驚いた。これほどまでにチームのことを第一に考えて行動している部員が多いことに気づかされ誇らしく思うと同時に、「もっと自分も頑張らないといけないな」と感じさせられた。本硬式野球部が目指す「日本一誇れるチーム」に少なからず前進していることは間違いないなと感じた。

さて、当の自分はどんな夢を語ったのか。私は、「西南の『組織力』を全国に証明すること」「千葉ロッテマリーンズに球団職員として勤務すること」である。

まずは「西南の『組織力』を全国に証明すること」について。西南は学生主体で監督の周りを部員が取り囲み、監督を軸にするものの周りから見れば部員しか見えないような組織を目指す。トップダウンではなくボトムアップの形態を取り、スタッフが下から支えるような組織で学生コーチ・サポーターなど裏方の部員が多く在籍する。中でもサポーターというのは他のチームを見てもなかなか見受けられることのない役職であると思う。このサポーターは、練習のサポートであったり、営業であったり、広報であったり、様々な企画を企画したりと多くの活動を行っている。そういった西南の「組織力」というのは全国にも知ってほしい上、それを知ってもらうだけで、大学野球の組織にも変革を起こせるのではないか。自分としても今以上に自覚を持ち、やれることを見出していきたい。そして、様々なことを発信出来る体制を整えていきたい。

次に「千葉ロッテマリーンズに球団職員として勤務すること」を語った。私は、生涯を野球と携われる仕事に就きたいと考えている。今の選択肢としては、NPBの球団職員、社会人野球チームのマネージャー、独立リーグの職員などがあるが、今の時点で一番の夢は千葉ロッテマリーンズの球団職員である。やはりプロ球団の職員は夢があるし、やりがいもあると感じている。あとは、当の自分もロッテファンということも少なからず理由としてはある(笑)。それはさておき、球団職員というのは簡単に就職できるものではない。いまのうちから様々な勉強や研究を重ね、やれることをやって後悔のないようにしていきたい。そして、この夢を実現するという強い気持ちを持ち続けていきたい。

ここまで、長々と自分の夢について語ってきたが、何が言いたいのかというと、皆さんも今一度自分の夢について考えてほしいということだ。自分の夢について見つめ直すことで今の自分の立ち位置や、その夢のために何が必要なのかが必然的に見えてくるはずだ。私自身も、夢について見つめ直すことで様々なことが見えてきた。是非、この機会に皆様も自分の夢について考えてみてほしい。

あなたの夢は、なんですか??

関連記事