私はこの冬で基本的な野球につながってくるトレーニング・体の勉強をしてます。
もちろんトレーニングも量を増やして行っていますが、体の仕組み・トレーニングの意味・やり方を覚えることをシーズン中よりもかなり時間を割いてやっています。
ではなぜ勉強に時間を割くのか。
ここには2つの理由があります。
1つは、このオフの期間しか自分の体とじっくり向き合うことができないからです。
シーズンに入って仕舞えば”常に結果を出すこと”が求められてくるため自分の体と向き合うのではなく、投手なら自分のボールやバッターとの駆け引き・フィールディングなど、技術的な部分に時間を割いていかなければならなくなります。そのため自分の体のことを勉強するよりも他にやらなければいけないことが多くなるので、冬の間に自分の体への理解を深めておく必要があります。
2つ目は、冬の間に自分の体のことを知っておけばシーズン中にフォームなどに変化があってもすぐに修正が可能となるからです。
シーズン中は前述したように常に結果が求められます。なので、少しのフォームなどの違和感や、感覚のずれなど結果に直結してしまうような問題点はすぐに解決してしまう必要があります。こう言ったことを考えていくと自分の体のことをよく理解していなければ体に違和感が出てしまった時点でベストのパフォーマンスをシーズン通して引き出してくることは難しくなってしまいます。だからこそ自分の体をこのオフに理解する必要があるのです。
今年の冬は以上のような理由で自分の体と向き合っています。
来年結果が出せるよう全力で取り組んでいきます。