9.16日 秋季リーグ

9.16日。今朝、今年の秋季リーグを諦めることを決めた。
​去年怪我した膝の回復が予定より長引きどうしても完全な状態でプレーが出来ない為、監督さんに報告して治療に専念することにした。
普段自分から何かを発信する事は、自分に力がついてからと決めているのであまりpandoを投稿する事はなかったが気持ちを整理し、この気持ちを忘れない為に今の心境を書き留めておこうと思う。

本当に秋に出たかった。秋に復帰するために1年間痛みにも耐えて周りにも迷惑をかけてハイペースでリハビリをしてきた。しかし、この1年が無駄になってしまったようで、何のために頑張ってきたのか分からなくなった。
これで大学野球のうち半分の2年間を公式戦に出ることが出来ず棒にふってしまうことになった。
辛い。早く野球がしたい。自分の夢が本当に叶うのか不安でどうしようもない。散々期待させた監督、学生コーチ、チームの皆、そして親に申し訳がない。色んな思いが込み上げてくる。

あの一瞬がこんな状況になってしまうなんて考えてもなかった。1年から選抜チームにいたメンバーは自分以外もうリーグ戦で主力で活躍している。どうしても焦ってしまう。大学に入学したときはこの時期にはエースになってタイトルを取ると志したが現状はこの有様。本当に不甲斐ない。
​それは偏に自分の甘さ故というのは分かっている。分かってはいるが何で俺だけこんな思いを。という気持ちは消えない。

これから手術、リハビリ、そして普段の練習とやるべき事は人より沢山ある。切り替えという言葉があるがこの気持ちを、無駄にした2年間を忘れることは出来ない。
​夢が叶わないのなら野球自体をやめようかとも考えたが、復帰して初めてキャッチボールをした時の野球が好きだという思いは忘れられない。
​もう一度1から自分を見つめ直して、この2年間は無駄じゃなかった。この2年のおかげで夢を叶えることが出来た。と卒業の時に言えるように、この気持ちを忘れずに頑張ろうと思う。
正直なところ自分の力で優勝したいが、まずは今季にチームが優勝してくれることを、24期のチームメイトが活躍することを信じたい。