幸せな人生を歩むには何が必要だろうか?
お金?地位?学歴?
人によって違った答えを出すからこのテーマは非常に興味深い。
僕がこのテーマを投げられたら「決断」と答える。
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人は人生で数えきれないほどの決断をする。
「ご飯を食べる」「お風呂に入る」「歯磨きをする」といった些細な行動も決断の一つ。でもこれらは正確にいうと無意識的な決断とでもいうのかな。
無意識的な決断があるのなら意識的な決断も存在する。この無意識と意識の差は「ストレスの有無」だと考える。
人はポジティブな変化にもストレスを覚える。例えば結婚という華々しい出来事でさえも、独り身の時の自分を取り巻いていた環境が大きく変化する分、無意識的にストレスを感じてしまう。僕の好きな旅だって出発前ワクワクするけれど、トラブルに巻き込まれないかの心配をしてしまう。
人が変化に対してストレスを覚えるのは安心安全な環境に居続けようとするから。これはい良い悪いの次元の話ではなく人の普遍的な機能として備わっているので致し方ないこと。
でも一方で安心安全で快適な環境に居たら自分自身に何かしらの変化が起きることはない。幸せな人生を歩みたいと心底願っても、ある日突然とてつもない幸せに包まれるなんてありえない。すなわち幸せになりたければ意識的な決断を行なって、安心安全な環境からちょっぴりストレスを感じる変化を起こすこと。それが幸せになる第一歩なのかも。
そしてその意識的な決断が多ければ多いほど幸せに大きく近づく。学生であれば「新しいバイトを始めてみる」「イベントに参加してみる」「学生団体に所属してみる」、そして「旅に出る」。例えポジティブなアクションでも不安やストレスはつきものだけれど、それは意識的な決断をしているサイン。アクションを起こした結果がどうであれ、それまでの経験は貴重な財産であり、その財産が幸せを構成する要素の1つだと思うのです。
複数の選択肢を持って、色々チャレンジ出来ることが素晴らしい。