noteからコピーしようかとも思ったけどやめた。TABIPPOにもあんまり関係ないけど家族について話そうと思う。
家族があんまり好きじゃなかった。
うちはルールが人の家より厳しいし、親は熟年結婚だったから価値観が全く違うし、なにより成長するにつれてこの人たちとは人間的に合わないんじゃないかと思い始めて本当に辛かった。そんなことを思う自分が一番嫌だった。
でもこのごろ、家族はいいもんだとも思い始めた。
この人たちとは人間的に合わないんじゃないかと思っていた。正直合わないところもあるとは思う。でも血の繋がりというなんの意味もない運命的な関係で、合わないタイプと一緒にいれることは割とプラスなんじゃないかと思えてきた。
つまりは、故意に仲良くしないタイプの人と一緒にいることで、知らない価値観を知れるのがいいねということ。それを全部鵜呑みにせずにそんな考え方もあるんだーって思えてきたから、私の価値観や許容範囲はだいぶ成長できたと思う。
そういう理屈っぽい話もあるけど、何よりも何よりも愛してくれていることが一番素敵だとおもう。今までたくさんのたくさんの愛をもらってきた。どれだけ怒らせても愛してくれた。
私も、色々グチグチ言いつついらない心配や余計なお世話をしてしまう。それって、愛しているってことだと思った。
そう思うと、家族と囲む何気ない団欒を、この上なく愛おしく思えた。
特に伝えたいことがあるわけじゃなくて、私の中で家族の価値観が変わったっていうのを言いたかっただけ。
まあ、家族っていいもんだ。
恥ずかしくて言えないけどね。
素敵な思いですね。