何十歩もの足踏みと、踏み出した一歩

私が一歩を踏み出した話です。

https://note.com/mii05/n/n1c9ecbdd1b5f

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今回はTABIPPOに入るまでの気持ちと
入ってまだ少ししか経っていないけど今の気持ちについて。

⒈高校時代

男バスのマネージャーをしていたけど、とにかく部活部活部活の3年間だった。
学校や部活によっても違うけど、私の学校はマネージャーにもかなり厳しい方で、マネージャーも普通に選手と同じように怒鳴られていたし、仕事のミスなんてもってのほかだった。
だから本当に辛い時期は沢山あって、何度も辞めよう、もう出来ない、部活に行きたくないと思っていた。

楽しいと感じるまでにかなり長い時間はかかったけど、それでも最後の1年間は本当に楽しかった。公式試合のたびに何度も感動して何度も泣いて、このチームのマネージャーをやれてよかった。やってあげていることなんて一つもなくて、全部やらせてもらっていることだった、と思えるようになっていた。
部活の仲間は本当に家族のように思っていたし、引退してから2年たった今でもそれは変わらない。

そんな風にとにかく夢中になれる部活があった高校時代を終えて、大学に進学した。

⒉大学時代

大学生になっても高校時代の部活のように本気で夢中になれることをしたいと思っていたし、それは当たり前に見つかるものだと思っていた。

でも入学して半年経っても、何も夢中になれるものが見つからない。
やりたいことがあってもお金や環境のせいにして踏み出さなかった。
やりたいことを出来ている人たちを見ても、環境が良かったんだろうなと思っていた。


とにかく私は環境のせいにしてばっかだった。


やりたいことはあった。
なりたい自分もあった。
でも動き出せなかった。
ずっとずっと夢を語るばかりで同じ場所で足踏みしていた。
いつか自分だってやれば出来る。
そんなことを思っているばかりで、
結局ただただ同じ場所で足踏みしているだけだった。
ずっと足踏みしてたその場所は、
削れてぐらぐらでどんどんと進めなくなっていきそうだった。
不安だった。


なにをしたらいいか分からない。
本当に自分がしたいことが分からない。
でもなにがしたいのか、なにをしたらいいのか、それを考えずにいた。
自分と向き合う時間を取ろうとせず、ただなんとなく毎日を過ごしていた。

考えたら動かなきゃいけないからだ。
それは楽ではないことを知っている。
面倒くさいことも知っている。


そうやって私はただずっと同じ場所で足踏みをしているだけだった。


だけどそれは普通に歩くよりも痛く、
いつまでも変わらない景色に本当は自分自身が1番嫌気が差していた。


そんなときに私を変えてくれたひとりの友達。

大学に入ってから沢山の活動をして、自分のやりたいことをしっかりと持ち、それを実践している友達。

どうすれば彼女のように進めるのだろうかと思った。

私は素直に話が聞きたいと言って、本当に久しぶりにオンラインで会話をした。

彼女の話はとても刺激的だった。
でも私が思っていたような何の悩みもなく自分の道を信じて進んでいる彼女だけではなかった。

将来これがやりたいこととして形になるかわからないけど、と言いながら、それでも彼女は探りながら進んでいた。


私はいつもどこかでかっこいい自分でいたいと思っていた。挑戦したことはもちろん成功したいと思っていたし、失敗したときに味わう挫折が嫌だった。

でもそんな自分が1番かっこ悪いことに、気づいた。


だから今もこうやって、自分が1番隠しておきたいようなかっこ悪い部分を記している。

まず飛び込む。
失敗する。失敗する。飛び込む。
いつからそんなことが出来なくなってしまったから分からない。

でもはじめるのが今だということだけは分かった。

⒊TABIPPO

未知だけどやりたいこと。
成功するか分からないけどやりたいこと。


好きな言葉に
"迷ったときはね、どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。どっちが楽しいかで決めなさい"
という宇宙兄弟の言葉がある。


でも大学一年生のころの私は無意識に
どちらが楽しいか ではなく どちらが楽か
で進む道を決めていた気がする。

それはそうしたくてそうしていたのではく、
人間は何もせず生活していれば楽な方に楽な方に流れていってしまう。
それを修正しようとする強い意志がなかった。


でも今、自分のいるTABIPPOの環境を見渡してみると、みんな間違いなく
"どちらが楽しいか" で進んでいる。

だからこそこれからぶつかることも沢山あるのだろう。
でも私は絶対に
"どちらが楽しいか" を基準に選べるこの人たちと
最高な半年にしたいと思う。


いや、しようと思う。


ここまで読んでくれた人たち、
本当にありがとう。

空いた時間をTwitterやInstagramで暇をつぶす方が楽に過ごせるのに、

それでも私のこの長いnoteを最後まで読んでくれる。

そういう人たちがTABIPPOにはたくさんいる。
みんな本当にそういう人たちなのだ。

だから私は絶対にこの人たちとなら
最高のものを作り上げられる。
そう信じている。

わくわくが止まらない。

2020.08.04

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