8/6

今日2020/8/6は広島に原爆が投下されて75年の時が過ぎた日。

8/6といえば小学生の時は登校日で全校生徒で折り鶴をし、当時の映像や、当時を再現したドラマなどを見た。

折り鶴は4年生が社会科見学で、原爆ドームに持ってった。

当時は、貴重な夏休み1日無くなるんが嫌で、何で学校行かにゃいけんのんって思ってた。

でも今思えば、負の歴史を知る機会を与えてくれて、改めて今を考えるいい機会だったなと。

今も8/6は登校日なんかな?

今日は8時9分に起きて、8時15分にテレビのセレモニーを見ながら黙祷した。原爆死没者のご冥福とお祈り、今の感謝をした。

正直、原子爆弾が広島に落とされた当時の事は、資料館に残るもの、映像、聞いた話でしか知らんからこんな感じじゃったくらいしか分からん。


でも、おじいちゃんから聞いた

「空が赤うて、こげーな空は初めて見た。」

いつも "なんたろーに" の精神で元気なおじいちゃんが神妙な顔して言った。

小学生の時これ聞いてゾッとした記憶。

昼間なのに、夕焼けのような空じゃったって。

今じゃ考えられんよな。


帰省した時にいく墓参り。

先祖のとこに戦死って書いとる。
(こんなことまで書くんや)

年齢は自分と同じくらい。
毎回何ともいえん気持ちになる。

落ち着いて、実家に帰れたらお墓の前で手を合わせようと思う。


広島に生まれて、戦争を経験した人の話を聞いてきた。それを伝える必要がある思うて、書いた。

今は暗いニュースが日々続いとるけど、
青い空の下、みんなが笑顔で、楽しい毎日になりますように。

野邊 秀紀
2021.02.21

原爆ドームの前では、言葉が出なかった。

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