水問題の解決が閉校を阻止⁉~ケニアからの声~

こんにちは!まめっこのみっきーです!
現地の状況の変化が分かりやすく、私たちと現地を結んでくれるのがThe Water Projectの魅力!今回はこの魅力を活かしてThe Water Projectに寄せられた現地からの報告を日本語に訳して紹介していきます!
報告の第一弾は、ケニア西部にあるカプケミッチ小学校での貯水タンクが作られたプロジェクトについて、現地のプロジェクトマネージャーとそこに通う女の子からのお話を紹介します!
※The Water Project本部に問い合わせたうえで可能な限り報告内容を分かりやすく記述しております。原文の直訳とは異なる場合がございますが、事実関係の確認は行っております。ご安心ください。

ではまず、現地のプロジェクトマネージャー、ジャックリンさんからの報告です!

プロジェクトが始まる前、カプケミッチは保健衛生調査の結果、閉校される予定でした。
当時生徒は授業時間を削って水を汲みに行っており、教育機会を奪われていただけでなく、学校から数100メートル先にある給水所までの間には雨が降ると滑りやすくなる急な坂があり、水の補給のために危険な思いをしなければなりませんでした。その他にも1月~3月までの期間は給水地の水が枯れてしまうため別の場所を探さなければならないこと、手に入れた水が不衛生で下痢や腹痛などに苦しんでいること、そして838人の学校にトイレは男女合わせてわずか8個しかないことなど水を原因とする課題が数多くありました。

そこでThe Water Projectは、生徒が安全な方法できれいな水を手に入れられるような手洗い場や、雨水を貯水するタンク、ドアと換気システムが設計されたトイレを設置しました。また、整えた衛生環境を維持できるように、石鹸を使った手の洗い方や歯の磨き方などの教育を行いました。
子どもたちが学校生活で抱えていた課題を解決し、教育機会を得ることができる子供が増え、ジャックリンさんは、「私たちと学校関係者はこれにより子供の成績が伸びると信じています!」とコメントを寄せていました。

次にカプケミッチ小学校に通うベアトリスという女の子からのメッセージです!

私の学力が伸びたのはこの水と衛生設備を整えるプロジェクトのおかげでした。衛生設備が整う前、私たちは授業中でも水を汲みに行っていました。みんなで一緒に給水所に行くので(地域の人と使っていた)給水所はすごく込み合い、先生*がいないときは特に汚い水を学校まで運ばないといけない人もいました。
*先生は給水所を利用する地域の人に学校で使うための水が必要なのだという了承をとる役割を果たしているようです。

でも、このプロジェクトが私の学校で始まってから私の成績は劇的に伸びて今ではケニアの教育水準の平均を超えるようになりました。今は次のテストでもっといい成績が残せることを願っています。

今では食事や掃除そして手を洗うためのきれいな水が十分にあります。私たち生徒はきれいな飲み水や教室をきれいに掃除するための水を毎日学校に持っていかなくていいことに感動しています。そして、学校の敷地内できれいな水が手に入れられるようになったことで水系感染症の脅威も乗り越えることができました。学校に給水所があるのとないのでは生活が全く違います。給水所ができてから水問題が解決しました!

今回はケニアからの報告をお伝えしましたがいかがでしたか?生活に深くかかわる水の影響力って大きいですね!

ここに掲載できていないこともたくさんあるのでぜひ詳しくはホームページから読んでみてください!
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