物語に織り交ぜられた深い言葉

今年の2月頃から原神を始め、学祭でキャラのコスプレもするぐらいにはのめり込んでいる。単純にああいったオープンワールドRPGが好きなのもあるが、世界観の完成度の高さや作り込み具合、シナリオの良さがあるからこそだと思う。
現在、メインストーリーを進めている最中なのだが、実装されている5つうち4つの国のストーリーは終了した。

その中でも、3つ目の国である稲妻(モデルは日本)でのとあるキャラのセリフがある。
「人々が見せるのは、常に自分が見せたい姿だけ。だから、どの面であろうとすべて本物の『自我』。ただ、人とはそれらを無意味に否定したがるもの」
「前へ進まなければ、逃がすものも多い。ここで留まるのも、失い続けていると言えるのではないか?」
(キャラの口調が独特なので、分かりやすく改変しています)

稲妻のストーリーは、永遠を追い求めている神様の行動によって傷つく国民と国を救うというもの。このセリフのキャラは神様の友人で、主人公の手助けをしてくれるポジションだ。

個人的には「どんな自分も自分でしかない。失いたくないからといって留まり続けるのも、失い続けているのと同じだ」という解釈でいる。
このような考えさせられる言葉が多い。
それが無駄にあることもなく、ストーリーの中で自然に織り交ぜられているのがすごいと思った。

私自身も、“伝えたいことを物語の中にいかに自然に織り交ぜるか”を心がけて書いているので、こういったものには惹かれるところがある。
 私も原神のような深いストーリーを書けるようなりたいと思いながら、楽しんで進めていこうと思う。
 

ちなみに、推しは胡桃宵宮ガイアカーヴェ鍾離です。
鍾離のみ未所持なので、次のガチャが大勝負です。準備はできています。
メイン画像はストーリー中に撮ったものです。こういった綺麗な景色も原神の魅力だと思います。