子どもの笑顔は最強だ。それは世界を平和にできる。私の心を安らかにする。
2年前大学生になった。新しい生活が始まることに不安と期待を抱えていた。私はその時もちろん子どもと呼ばれる人ではない。かといって大人でもない。約20年間、紆余曲折あってこの大学にきた。純粋なものの不確かさ、はかなさを知った。まあ、つまるところ、良い具合にひねくれ、良い具合に達観していた。
あるとき友人に誘われて子どもと関わる活動をした。圧倒的エネルギー量、そのうち声枯れるだろと思わせる声量、理解できない行動の数々に新鮮さを受けた。子どもってやべー。私もそんな子供時代があったのだと事実としては受け入れられても、実感がわかない。こんな騒げた時代があったんだな、確かにあった。ちょっとやんちゃして先生を困らせたこともある。(ここでいうやんちゃとは決して不良してたの意味ではない)あの時は、大人のなんか冷めた態度、色んなことを知っていることに尊敬とともにつまらなさを感じていた。
いざ、立場が逆転してみれば、子どもの自由さに翻弄されている自分がいた。人はこうも変わってしまうもんかね。今相手にしてる子どもたちもそんな風になっちゃうのかね。無知ゆえの強さというものが存在する。作り笑いなんかしない、(というさせちゃいけない)そんなこどもたちの笑顔は最強だ。人間は年を取るたびに弱くなっていくんだね。