高校2年の冬までもうサッカーやめると思っていました。でもどこかでサッカーから離れられない自分が居て、この大学に入学をしてサッカーを続けることにしました。
3人も同じ高校の子が居るから大丈夫やと思っていた矢先にコロナ禍。
まともにチーム全体で集合することができず、距離を感じてしまっていきました。
チームスポーツでそんなこと言ってられないと思いつつもなかなか詰めることができずに、リーグ戦が開幕されました。
もちろんそんなチームが上位になれるわけがなく、5位で終わり。翌年は1部に上がれたものの、入れ替え戦に周り残留。
試合に出させてもらう時間が長く、責任感は周りの人が見ているよりも自分ではありました。
だけどなかなか行動、言動にできない。
そんな自分にも腹が立っていたらラスト1年になっていました。
ラスト1年自分の中でいろんな感情が現れ、長いようで短かったです。
試合に出れない悔しさ。試合に出ても活躍できない、勝てない情けさ。だけどその反面、真剣に戦ってる時は楽しく、みんなが鼓舞してくれ、苦しい試合で勝った時の嬉しさは半端なかったです。
なのに、全力でサッカーを楽しめない自分がいて。
でもそんな状態でも最後までやり抜けたのは、部室でなんてことない話なのにゲラゲラ笑い合う仲間、自分を応援してくれる人や一緒に戦ってくれる人が居たからです。ありがとうございました。
この4年間でインカレ2回、皇后杯本戦1回に出場できるなんて思ってもいませんでした。
年中さんからボールを蹴り始めて最後の大舞台でなにもできることなく、なんなら自分のせいで失点してしまい、何度もチャンスがあったのに決めれず、呆気なく終了のホイッスルを聞いたときは、自分らしくサッカー人生を終えたのかなと思いました。
特に継続力もなく、なんの努力もしてこなかったしとなんとなく納得しました。
だけどとんでもなく悔しく、どんな時どんな立場でもメンバーが試合に集中できるようにサポートしてくれるチームメイト、スタッフの方々への申し訳なさ。そして、家族へ勝利という恩返しができない悔しさ。いろんな感情が一気にこみ上がり、涙が流れてきました。
インカレベスト8という目標は達成できなかったけど、どんどんチームメイトが増えていき、チーム内でレベルの高い争いがある中でサッカーできたのは一生の思い出です。
自分がサッカーを辞めようか悩んでいる時に声をかけていただいき、色んな指導をしていただいた登先生。何回足を挫いても肩が抜けてもピッチに立たせてくださった三輪さん。言うことの聞かない自分の身体のために筋トレメニューを考えてくれたふーさん。何事もチームのためにと考えるキッカケをくださったいっしーさん。他にも感謝を伝えないといけない方はたくさんいますが、自分はステキな指導者の元でサッカーができて幸せでした。
これで私のサッカー人生は終了しました。
サッカーを通してたくさんの指導者や仲間に出会い、いろんなことを経験でき、様々なことを指導していただき、素晴らしい環境でサッカーできたことがなによりも幸せで最高な時間でした。
この大学を選んで本当によかったです。
ありがとうございました。
引退して一度も身体を動かしてませんが、観戦は行きます！（笑）
